映える動画には必需品のスマホ用ジンバル「DJI OM 5」! 手ブレ防止で延長ロッドも便利

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スマートフォンで動画を撮るニーズが高くなっています。
SNSにも動画を気軽に投稿できるようになり、VLOGを配信するユーザーも増えています。

動画撮影は、スマートフォン本体だけで行うより、スマートフォン用ジンバルに装着して撮影することで、手振れを大幅に防ぎ、見やすくなります。

今回は、スマートフォン用ジンバルに自撮り棒のような延長ロッドを搭載した「DJI OM5」(以下、OM5)を紹介します。

OM5は、スマートフォン用の電動ジンバルで、3軸の手ブレ補正機構を装備しています。
OM5とスマートフォンは磁気スマートフォンクランプでマグネット装着されます。
強力なマグネットなのでワンタッチで装着でき、手ブレのない安定した動画撮影が可能です。


DJI OM5



磁気スマートフォンクランプで装着


またOM5は、延長ロッドを内蔵しているため、撮影の自由度を広げることができます。
延長ロッドは最大215mmまで伸長できます。


延長ロッド


本体サイズは、折りたたみ時174.7×74.6×37mm、本体重量290gのコンパクトサイズです。バッテリーは1,000mAh。駆動時間約6.4時間、充電はUSB Type-Cポートから行います。
なお、前モデルOM4よりサイズがコンパクト化され、100g軽くなっています。
実際に撮影してみると、軽量化を実感できます。


OM5で撮影例


3軸ジンバルにより、ローアングル撮影も可能です。


ローアングル撮影


延長ロッドを利用すれば、高い位置からの撮影や、セルフィーで距離をとって全体を撮るようなシーンでも対応できます。


延長ロッドの撮影例



本体底面部にはグリップ式三脚を装着が可能です。


グリップ式三脚を装着例


さらにOM5は、スマートフォンアプリ「DJI Mimo」(iOS・Android対応)を利用することで、追尾撮影が可能となります。ActiveTrack、自動フェイス トラッキング機能も搭載されているので、人物撮影も簡単に高品位の動画が撮影できます。

撮影モードは、タイムラプス、モーションラプス、ハイパーラプスに加え、ストーリーモード、スピンショット、パノラマ、DynamicZoomなどをサポートしており、多彩な動画撮影が可能です。

スマートフォンで見やすい動画やSNSで映える動画を撮影するには、移動での手ブレを防ぎ、安定した動画を撮影できるジンバル機構は必須といえます。

ワンランク上のVLOG動画に、OM5を活用されてはいかがでしょうか。


執筆 伊藤浩一