闘争本能を喪失、ルールを守るように・・・日本での長期生活で変わったこと=中国
日本で暮らしたいと考える中国人は少なくないようだが、実際に日本で暮らしている中国人はどのような感想を抱いているのだろうか。中国のQ&Aサイトの悟空問答にこのほど、「日本での長期生活」について議論するスレッドが立てられ、実際に日本で暮らしている中国人ネットユーザーたちから様々な回答が寄せられている。
日本で20年も生活しているという中国人ネットユーザーは、「もし自由闊達に生きたいなら、やはり中国国内で生活したほうが良い」とコメントし、その理由は「日本での生活は中国に比べてストレスが大きすぎるから」だという。特に仕事面におけるストレスは中国との比ではないとしているが、確かに中国では一般的に勤務中に携帯電話で私的な話をしていたり、無駄話をしていてもあまり気にしない風潮があるのは事実だ。
また、日本で暮らしていると「本能が衰える気がしてならない」という声も多かった。中国は人口が多いためか、何をするにも「他人と競争」する必要が生じると指摘する一方で、日本では「他人と争ったり、奪い合ったりする必要が全くないから」だと紹介。
また、別のユーザーも「道路を渡る際に左右を確認しなくなったし、外食する際に食中毒を警戒することもなくなった。中国国内にいたときは常に一種の闘争本能が働いていたが、日本ではそのような本能は必要ない」と紹介した。
そのほか、「日本で暮らしているうちにルールを守るようになり、ルールを守ることの大切さを実感するようになった」という意見もあった。中国では「上に政策あれば、下に対策あり」という言葉があるように、「ルールや規則は守るべきもの」という概念が極めて希薄とされるが、日本での暮らしを通じて「皆がルールを守ることで、社会に秩序が生まれる」ことを知ったとしている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本で20年も生活しているという中国人ネットユーザーは、「もし自由闊達に生きたいなら、やはり中国国内で生活したほうが良い」とコメントし、その理由は「日本での生活は中国に比べてストレスが大きすぎるから」だという。特に仕事面におけるストレスは中国との比ではないとしているが、確かに中国では一般的に勤務中に携帯電話で私的な話をしていたり、無駄話をしていてもあまり気にしない風潮があるのは事実だ。
また、別のユーザーも「道路を渡る際に左右を確認しなくなったし、外食する際に食中毒を警戒することもなくなった。中国国内にいたときは常に一種の闘争本能が働いていたが、日本ではそのような本能は必要ない」と紹介した。
そのほか、「日本で暮らしているうちにルールを守るようになり、ルールを守ることの大切さを実感するようになった」という意見もあった。中国では「上に政策あれば、下に対策あり」という言葉があるように、「ルールや規則は守るべきもの」という概念が極めて希薄とされるが、日本での暮らしを通じて「皆がルールを守ることで、社会に秩序が生まれる」ことを知ったとしている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)