河村市長の“メダルかじり”直筆謝罪文に茂木氏「誠意が伝わらない」
8月23日(月)に茂木健一郎氏がTwitterを更新。名古屋市の河村たかし市長が、メダリストの金メダルをかじった件に関して直筆の謝罪文を出したとの報道(※1)について、茂木氏が“誠意”を問うコメントすると、同じ意見を持つ人が多くみられました。
金メダルかじりに直筆の謝罪文公開
名古屋テレビの報道(※1)によると「名古屋市の河村たかし市長は、メダリストの金メダルをかじったことなどで迷惑をかけたとして、職員向けに直筆の謝罪文を出しました」とのこと。
謝罪文の内容に関しては、“「この度は、私がひきおこした金メダル事件により、皆様にお詫び申し上げます。数多くの電話メール手紙等よせられ業務にめいわくをかけております。すべて私が悪かったことでございます。つつしんでお詫び申しあげます。以上」と記されています”とのことでした。
また多くの苦情が寄せられた件について「市長によりますと、いずれも金メダルをかんだことについて、お叱りの内容ばかりだということで、市長は改めて反省していると述べました」と報じられています。
この件に関して茂木氏は「わざわざ直筆で書くことの意味は、心を込めて丁寧に記し、言葉遣いや文章のトーンも誠意が伝わるようにする点にあるように思うのですが。走り書きだし、内容が薄すぎませんでしょうか」とコメントし、発表された直筆の謝罪文から誠意の在り方について問いました。
わざわざ直筆で書くことの意味は、心を込めて丁寧に記し、言葉遣いや文章のトーンも誠意が伝わるようにする点にあるように思うのですが。走り書きだし、内容が薄すぎませんでしょうか。
「金メダル事件で業務にめいわく」河村たかし市長が職員に向け直筆の謝罪文 名古屋市https://t.co/z0QDNLUxCC
全体を通して文字が走り書きであったことや、薄い内容であることなどから誠意が伝わらないとして、河村市長がわざわざ直筆で謝罪文を書いたことに疑問を呈しました。
謝罪文による誠意の表し方に同意の声
これなら書かない方がマシ
- ユータ (@sumi_05) August 23, 2021https://platform.twitter.com/widgets.js茂木氏のコメントから、謝罪文の誠意の伝え方に関して多くの同意見が寄せられていました。
直筆の謝罪文に関して「これなら書かない方がマシ」という痛烈なコメントも。
形だけってことですよね。
- M (@MuCCho14820) August 23, 2021https://platform.twitter.com/widgets.jsまた「形だけってことですよね」と、間に合わせで書かれたような謝罪文を批判するコメントもありました。
読みにくい
字は、その人となりを表すものです
「金メダル事件で業務にめいわく」河村たかし市長が職員に向け直筆の謝罪文 #名古屋市 - メーテレhttps://t.co/S1swsLe8M1 pic.twitter.com/VJrFNAhSTb
またこの報道(※1)に寄せられた意見として「読みにくい 字は、その人となりを表すものです」と直筆による字の読みにくさやそこに表れるという人となりを嘆いたツイートもありました。
単に形だけの謝罪をするのではなく、誠意が十分に伝わるような謝罪を意識することが大切でしょう。今回の件では直筆の文章から誠意が伝わるように、内容を熟考したうえで丁寧に書くことが必要だったのかもしれません。あるいは、わざわざ直筆の謝罪文を書かずとも謝罪動画を撮影したり、市長としての仕事中の行動で示したりすることはできたでしょう。
人は誰しもが過ちを犯してしまうことがあります。だからこそ、その過ちに対して誠意を持って謝罪をすることが重要ですし、そもそも本当に反省しているのであれば、必ず今後の行動の変化に表れるはずです。河村市長には今後同じような行為をしないというスタンスを、仕事や行動で見せてほしいですね。
【画像・参考】
※@kenichiromogi/Twitter
※1「金メダル事件で業務にめいわく」河村たかし市長が職員に向け直筆の謝罪文 名古屋市- 名古屋テレビ【メ〜テレ】
※Gints Ivuskans/Shutterstock