アニメーターの須田正己さん死去 「北斗の拳」「科学忍者隊ガッチャマン」「妖怪ウォッチ」など多くのアニメ手がける

数多くの人気作品を手がけたアニメーターの須田正己さんが8月1日に死去したことがわかった。77歳だった。
須田さんが発起人の一人である日本アニメーター・演出協会が18日にTwitterで訃報を伝え、「偉大な先達の訃報に、心から哀悼の念を捧げます」と偲んだ。監事を務める桶田大介弁護士も「お身内からJAniCA(日本アニメーター・演出協会)事務局宛、退会依頼ともども、丁寧なご連絡をいただきました」とコメントしている。
須田さんはアニメーターやキャラクターデザイナーとして多くの作品で活躍した。携わった作品は、「マッハGoGoGo」「ハクション大魔王」「科学忍者隊ガッチャマン」「パタリロ!」「北斗の拳」など数えきれないほど。2014年には「妖怪ウォッチ」のキャラクターデザインも務めている。海外でも人気作品が多いためイタリアの新聞「ラ・レプッブリカ(la Repubblica)」も訃報を伝えた。
アニメーター・JAniCA発起人の須田正己さんが2021年8月1日に逝去されました。ここに生前のご厚誼に深謝し謹んでご通知申し上げます。また、コロナ禍のため、告別式は親族のみですでに執り行われました。偉大な先達の訃報に、心から哀悼の念を捧げます。
— JAniCA事務局 (@janica_jp) August 18, 2021
須田正己さん逝去の件。お身内からJAniCA(日本アニメーター・演出協会)事務局宛、退会依頼ともども、丁寧なご連絡をいただきました。会員訃報の取扱いは、JAniCAにおける予てからの懸案の1つ。6月の総会で理事2人が新任された今、再度対応を検討すべき時期なのかもしれません。合掌。
— 桶田大介(モデルナ??2回済[7.28]) (@DaisukeP) August 18, 2021