『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚の撮影は想像に及ばないほど大規模!

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大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚となるスピンオフドラマ『House of Dragon(原題)』でアリセント・ハイタワーを演じるオリヴィア・クックが、前日譚の撮影は信じられないような体験だと明かしている。米Screen Rantが報じた。

『House of Dragon』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作「氷と炎の歌」シリーズの作者ジョージ・R・R・マーティンが、2018年に出版した外伝「炎と血」を下敷きにしたシリーズ。

『House of Dragon』で中心となるヴィセーリス王1世の野心的な2番目の妻であるアリセント・ハイタワーを演じるオリヴィア・クック(『レディ・プレイヤー1』)が、その想像に及ばないほど大規模な撮影について語った。

「スタッフは100人強はいるし、作品の芸術性が驚異的なの。作られた撮影セットと衣装が信じられないほどゴージャスだし、手に持っている小さな小道具に至るまで、そこには多くのアイデアと歴史が込められている」と言い、その規模とクオリティの高さが"クレイジー"だと称えていた。

また、オリヴィアはネタばれしないよう気を配りつつ、『House of Dragon』は複雑で予測不可能なストーリーを描くだろうともコメント。オリジナルシリーズのファンは、番組が善か悪か判断しにくい微妙なラインにいるキャラクターを積極的に描いていたことを理解しているため、複雑な人物であるアリセントの中にある"邪悪な部分"を見たいと思うだろうとも付け加え、アリセントが完全に善良なキャラクターではないとほのめかしていた。

オリヴィアの他には、ヴィセーリス王1世役でパディ・コンシダイン(『アウトサイダー』)、ヴィセーリス王1世の弟にあたるプリンス・デイモン・ターガリエン役でマット・スミス(『ザ・クラウン』)、ヴィセーリス王1世の選ばれし相続人であるリャエニラ・ターガリエン王女役でエマ・ダーシー(『トゥルース・シーカーズ 〜俺たち、パラノーマル解決隊〜』)が出演。

その他、グレアム・マクタヴィッシュ(『アウトランダー』)、ソノヤ・ミズノ(『ラ・ラ・ランド』)、リス・エヴァンス(『スノーデン』)、スティーヴ・トゥーサン(『ライン・オブ・デューティ』)、ファビアン・フランケル(『ザ・サーペント』)、イヴ・ベスト(『ナース・ジャッキー』)もキャストに名を連ねている。

本家に負けない壮大な規模になりそうな『House of the Dragon』は、HBOにて2022年に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『House of Dragon』公式Twitterより