国内トップクラスのFWとなったガビゴル photo/Getty Images

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「フィジカル、心理面での進化があり、今の僕はキャリアで最高の状態にあると感じているんだ」

英『The Sun』によれば、こう語ったのはブラジルのフラメンゴでプレイする24歳のブラジル代表FWガビゴルことガブリエウ・バルボサだ。

この言葉に嘘はないだろう。ガビゴルは1度欧州で失敗したものの、ブラジルに戻ってからは得点を量産。国内で最も危険なストライカーになっているからだ。

ガビゴルがデビューした2013年からのブラジル国内リーグ得点数ランキングを見ると、3位は元ブラジル代表FWフレッジで70得点、2位は今もグレミオでプレイする36歳のFWジエゴ・ソウザで72得点、そして1位がガビゴルで84得点となっている。

しかもガビゴルは2016年にセリエAのインテルへ移籍し、2017年にはポルトガルのベンフィカへ向かうなど、ブラジルを離れていた時期があった。

ブラジルへ戻ったのは2018年1月のことだが、それにも関わらずガビゴルは2013年からのブラジル国内リーグ得点ランクで1位なのだ。この数字は見事と言えよう。

ブラジル代表の方にも招集されるようになり、ガビゴルは国内で充実した時間を過ごしている。今の状態ならば欧州5大リーグでも活躍できそうだが、国内が合っているならば無理に欧州へ向かう必要はないかもしれない。

このままのペースで得点を量産すれば、ガビゴルはブラジル国内リーグにおけるレジェンド的存在になることだろう。