中国のポータルサイトに、日本で売られているおもしろいドリンクを紹介する記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・騰訊網に29日、日本で売られているおもしろいドリンクを紹介する記事が掲載された。
 
 まず最初に紹介したのは、トロピカルマンゴードリンクだ。国土の広い中国では南部でマンゴージュースを飲めそうなイメージがあるが、記事は「中国ではマンゴー飲料はあまり見かけない」と紹介。熊本県産のマンゴーを使用したマンゴードリンクはマンゴーが持つ爽やかが甘さが癖になる味わいであり、甘い飲み物をこよなく愛する人とっては「絶対に外せない飲み物だ」と評した。
 
 2つめは、ソルティライチドリンクである。南国のエキゾチックな味わいのライチに塩味を合わせた飲み物であり、夏に気温が40℃近くまで上昇することもある日本では、吹き出る汗とともに流れ出てしまう塩分を補うことのできるソルティライチドリンクのような飲み物が人気を集めているのだと伝えている。
 
 中国のネット上ではしばしば「日本人はスイカに塩を振って食べる」ということが話題になる。彼らにとっては甘いものに塩を加えるという行為はあまり日常的ではないのかも知れない。
 
 3つめは、ヨーグルトバナナソーダだ。「バナナソーダ」だけでも中国人にとってはいささか不思議な感じがするものの、日本人はさらにその先を行っており、ヨーグルトとバナナのフレーバーを混ぜて一層複雑な味わいのソーダを作ったと紹介。「一体どんな味がするのかと好奇心から一口味わってみたくなる飲み物」とした。

 そして最後に挙げたのが、果肉入りの100%果汁のりんごジュース。単に100%ジュースというだけでなく、液体の中に絞った果肉が残っており、果物のフレッシュさを一層感じることのできるジュースだと紹介している。
 
 記事は一方で、中国に存在する個性的なドリンクとして、広東省のメーカーが発売しているリンゴ酢飲料「天地壹号」を紹介。主原料のリンゴ果汁を発酵させて作った酢をベースとしたドリンクで、爽やかなリンゴの香りと柔らかな酸味と甘み、そして炭酸の爽快さを味わう事ができるのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)