“放送事故”連発の韓国テレビ局、今度は野球中継途中に「試合終了」のテロップミス【東京五輪】

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東京五輪中継で“放送事故”を連発している韓国テレビ局のMBCが、またしても“テロップミス”を起こした。

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ミスが発生したのは7月29日の野球中継。この日は横浜スタジアムで韓国対イスラエルが行われ、MBCはこの試合を生中継していた。

すると、2-2で迎えた6回表に韓国の投手チェ・ウォンジュンがライアン・ラバーンウェイに2ラン本塁打を許した場面で、MBCは試合がまだ終わっていないにもかかわらず、「東京五輪野球B組1次戦試合終了 イスラエル 4:2 韓国」というテロップを掲出。このため、視聴者から多くの批判が寄せられている。

なお、試合は延長10回の末に韓国が6-5のサヨナラ勝ちを収めている。

(写真=MBC)野球中継でのテロップミス

これに先立ち、MBCは開会式の生中継でウクライナやハイチなどの紹介時に不適切な写真や字幕を使用したことで大炎上。さらには男子サッカーの中継中、オウンゴールをした相手選手の名前を用いて「“ありがとうマリン”オウンゴール」という字幕を掲出し、国内外から非難が殺到した。

こうした失態続きを受け、MBCはパク・ソンジェ社長が26日に対国民記者会見を開き、頭を下げて謝罪した。

しかし、その後も柔道男子73キロ級で銅メダルを獲得した安昌林(アン・チャンリム)に対しキャスターが「私たちが望んだ色のメダルではない」と発言したことで批判が集中。だが、この発言についてMBC側は「該当の発言は金メダルを目指して努力する選手、また国民がそのような部分に注目して応援しており、そこに対する残念さを表現したものだ」と釈明した。

ただ、今回の野球中継におけるテロップミスについて韓国メディアも「MBC、どうして」(『イーデイリー』)、「MBCが“MBC”した」(『韓国日報』)、「MBCが騒ぎのアイコンに」(『スポーツ京郷』)と報じるなど、国内では半ば呆れられている状態だ。