結婚後、仕事を続ける女性が増えると同時に、家事や育児を男性が担う「主夫」という言葉も少しずつ広まってきましたよね。

では、実際に専業主夫に率先してなりたいと思う男性は、どれほどいるのでしょうか。

株式会社SheepDogが運営する、ITツール比較サイト・STRATE[ストラテ]では、2021年7月に『(10代〜30代の男性向け)専業主夫願望に関するアンケート』を行いました。年代別、未婚・既婚の割合などをそれぞれご紹介しましょう!

結婚後(既婚の方は将来的に)、専業主夫になりたい割合は全体で約6割!

約1割の男性は絶対になりたいと専業主夫を強く希望!

結婚後(既婚の方は将来的に)、専業主夫になりたいかという質問に対して最も多かった回答は、「相手や経済事情が許すならなりたい」で49.56%でした。加えて「絶対なりたい」と回答した方が9.78%だったため、専業主夫になりたいと思っている男性が約6割もいることが明らかとなりました。

残り4割は、「専業主夫になりたくない」と回答。半数以上が主夫を希望していることから、女性が仕事に集中しやすい環境になりつつある……のかもしれません。

将来的に専業主夫になりたいと思っている割合が最も高いのは30代男性!

どの年代も半数以上 専業主夫願望あり?!

専業主夫に絶対なりたい」「相手や経済事情が許すならなりたい」と回答した方を年代別に見てみると、30代の方が最も多く62.66%という結果に。

働き盛りと言われる30代ですが、その分仕事における疲れやストレスも多く、専業主夫になりたいと考える人が増えているのかもしれません。

また10〜20代を見ても57〜58%と過半数を超える割合に。社会に出る前や出た直後でも専業主夫として、家事に専念したいと思う男性が増えているようです。

既婚男性の方が専業主夫願望が高い結果に!

結婚経験のある既婚者の方が多い!

専業主夫になりたいと回答した方の中で未婚者は56.48%、既婚者が68.93%と既婚者の方が専業主夫願望が高いことがわかりました。

実際にパートナーがいる方が、相手の収入や実際にかかる生活費など具体的な金額が想像しやすいため、既婚者の方が高くなったと推察されるでしょう。

また生活をしていく上で、女性が働きに出て男性が家事や育児を行う方が家族円満に過ごせる場合も。

男性が働きに出て女性が家を守るという昔ながらの形にこだわらず、時代の流れに合わせてお互いにとってベストな形で生活していけることが夫婦円満のコツかもしれませんね。

主要都市の中で、専業主夫願望が最も高いのは福岡県!

主要都市では専業主夫が増える未来も…?

専業主夫になりたいと回答した方を地域別に見ると、福岡県が67.14%でトップでした。次いで多かったのが愛知県で59.34%、最も少なかったのは大阪府で54.80%となり、いずれの都道府県でも50%を超える結果に。専業主夫になりたいと思っている男性が全国的に多いことが見てわかるでしょう。

男性目線の価値観を知って、より良い選択を。

仕事も大変だけど、家事も大変……。

男女関係なく働きぶりに応じた収入が得られるようになってきた現代においては、専業主夫になる選択肢も広がりつつあることが今回のアンケートから感じられました。

将来的に結婚を視野に入れている方も、男性目線からの専業主夫に対する意見として知っておくと、自分たちに合った生活スタイルを見つけることができるかもしれませんね。