人それぞれのスタイルがある、子育て。その一方で、母親としての在り方や子育てに関して、世間からの批判に悩まされるママは少なくありません。3月8日に第一子となるシルベスター・アポロ・ベアを出産したばかりのモデルのエミリー・ラタコウスキーもその一人。

先日、エミリーはInstagramで“理想の母親像”に関して言及。様々なコメントや意見が集まり、注目を集めています。

7月16日(現地時間)、長年マスコミに執拗に追いかけられたり、成年後見人制度により父親に生活を管理されてたりしているブリトニー・スピアーズを例に挙げ、母親としての自分に対する批判に反論しました。

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「私たちは今、過去のブリトニーへの批判や「ダメな母親である」という報道に反省しているところなはずです。社会全体として、今後どうするべきか話していますよね。それなのに、私のコメント欄には、私が母親になる資格なんてないという酷いコメントでいっぱい。恥ずかしくないんでしょうか」
「私のことを嫌いだろうが、セレブ全般や女性自体が嫌いだろうが関係ない。親になるというのはすごく大変なことで、誰も他人に“ダメな母親”だと言われるべきじゃないんです」

事の発端は、エミリーが先月投稿した、シルベスターとお揃いの水着写真。自身の30歳の誕生日を記念した投稿だったものの、この写真でのシルベスターの抱き方に対して「赤ちゃんをアクセサリーのように扱っている」、「ジャガイモ袋を持っているよう」などと批判が殺到。

以前からエミリーに対して批判的な姿勢をとっているイギリスの司会者ピアーズ・モーガンもエミリーを皮肉交じりにツイート。

「@emrata(エミリー)赤ちゃんの抱き方が間違っているし、数百万人いるフォローにそんな抱き方を教えちゃいけない。必要ならコツを教えるよ」

このツイートにより、議論はさらに白熱。エミリーへの悪質な誹謗中傷も相次ぎ、結局投稿を削除することに…。

“母親らしさ”や、“理想の母親像”を他人に押しつけ、過度に干渉する風潮に対し、改めて物申したエミリー。 子どもの育て方や教育方針は、人それぞれ。そして、世の中に見せている姿がすべてでないことを念頭に置いて、健全なSNSの使い方を心がけたいところ。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: Haruka Thiel

COSMOPOLITAN US