韓国グループEXO出身クリスの「未成年性的暴行疑惑」、中国公安による驚きの中間捜査結果とは

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中国の公安がEXOの元メンバー、クリス(中国活動名ウー・イーファン)に対する未成年者性的暴行疑惑を正式に調査している。公安は捜査後、法に基づいて処理するという原則を打ち出した。

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7月22日、北京青年報などによると、北京市公安局は同日夜、オンラインでクリスの元ガールフレンドと主張した都美竹(ドゥ・メイチュ、18歳)が暴露した内容と、クリス側が彼女を恐喝容疑で告訴した事件に関する調査を進行中だと明らかにした。

中国公安当局は、中間調査結果を先に公開した。公安は、クリスが複数回、若い女性を誘引して性関係を結んだとの疑惑を含め、最近相次いで提起された関連行為に対する調査を進行していると明かした。続いて、調査結果に従い、法に基づいて処理する計画だと付け加えた。

クリス側は、都美竹が暴露で脅迫し、巨額を要求したと恐喝の疑いで告訴した。しかし公安は、実際の恐喝犯は彼女ではなく、彼女のふりをした男性だったと結論付けた。

驚きの中間捜査結果
クリス

中間捜査結果によると、クリスのマネージャーは昨年12月5日22時頃、ミュージックビデオの女性主人公の面接をするとしながら、都美竹をクリスの家に連れて行った。当時クリスの家には10人余りが集まり、次の日の朝まで酒を飲んでパーティーを行っていた。

7月6日の朝、他の人がすべて去ってからクリスと都美竹の間に性関係があり、2人は今年4月までメッセンジャーで連絡を交わした。クリスとの連絡が途絶えた後、今年6月から都美竹は、インターネット上でクリスとの交際事実を暴露し始めた。

この頃、男性のリュ氏(23)が現れた。彼は自分もクリスに利用されて捨てられた女性だとしながら、都美竹に近づき、私生活に関する内容を一部共有してもらった。リュ氏はその後、都美竹の名義でクリス側に恥部を暴露するとし、「和解金」として約300万元(約5100万円)を要求した。お金の送り先として自分と都美竹の口座を相手側に提示した。

クリス側は7月11日に都美竹の口座に50万元(約850万円)を送った。自分が直接お金を得ることができなくなったリュ氏は、クリス側に残り250万元も送れと要求したが、成功しなかった。警察は、この過程で都美竹がリュ氏と共謀したのではなく、リュ氏が都美竹のふりをしたとだけと判断した。

先立って都美竹は去る7月18日、オンラインメディアとのインタビューで、クリスが性関係のために多くの女性を誘惑したとし、自分を含めて被害者が8人を超え、そのうち未成年者が2人含まれていると主張した。これにより、中国で大きな波紋が起きた。

なおクリスは、2014年に韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントを相手に専属契約無効訴訟を行い、中国で歌手、俳優として活動しながらトップスターに浮上した。