セリエA、2022−23シーズンから緑色のユニフォームを禁止へ…放送局の意向により

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 セリエAは、2022−23シーズンからフィールドプレーヤーが緑色のユニフォームを着用することを禁止する。15日付けでイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』やイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えた。

 今回の決定はおもに放送局の意向によるもので、今後テレビの放映でデジタル広告を映した際に、画面が歪んでしまうことを避けるためだという。ピッチを映した際に人と芝生のコントラストを明確にし、選手が見えなくなってしまうことを防ぐためと伝えた。

 なお、2021−22シーズンは従来通りの規則で行われ、セリエAは1年以上の猶予を持たせることで、各クラブへ対応を求めているという。

 2020−21シーズンにはアタランタやラツィオに緑を基調としたユニフォームキットが見られたが、『Football ITALIA』は「緑と黒のストライプをホームユニフォームにしているサッスオーロにどのような影響があるのかは未知数だ」と報道。今後の動向に注目が集まっている。