大阪市淀川区の「ワクチン予約」ツイートにツッコミ(画像はイメージ)

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「年齢が俺より若い方は予約状況を見ながら広げていく予定です」

大阪市・淀川区役所が2021年7月12日、新型コロナウイルスのワクチン接種予約について説明したツイートだ。具体的な年齢ではなく「俺」を基準にしたことに対し、「知らんがな!」「俺って誰やねんw」とツッコミが相次いだ。

その後、区は「俺」が間違いだったとして謝罪。一体、何と間違えてしまったのか。

「おいくつどすか?」京都弁で問う人も

大阪市は7月12日、国からの米ファイザー社製ワクチンの供給減見込みを受け、区内各所でおこなっていた集団接種を8月1日で休止すると発表した。大規模接種会場となっている国際展示場「インテックス大阪」(住之江区)では、18歳以上の市民を対象に接種予約を受け付けてきたが、8月2日以降は予約に優先順位を設けるとした。

JR新大阪駅などが立地し、人口18万人を擁する淀川区。同区役所の公式ツイッターは、このインテックス大阪での接種予約についてツイートで説明し、「基礎疾患を有する方」「高齢者施設等の従事者」「60歳から64歳の方」を優先的に受け付けるとした。

では、これらの条件に該当しない人は、どうなるのか。淀川区役所は次のように説明した。

「年齢が俺より若い方は予約状況を見ながら広げていく予定です」

突然の一人称「俺」の登場。これには、

「知らんがな!」「俺って誰やねん」「おお分かったとしか言えんわ」

などのツッコミが相次いだ。「おいくつどすか?」と、なぜか京都弁で問う人もいた。

間違い訂正も「ええんやで」「さすが大阪や」

「俺」ツイート投稿からおよそ50分後、淀川区役所は以下のツイートを投稿した。

「『年齢が俺より』誤り→『年齢がこれより』に訂正します」

本来なら「これ(kore)」とすべきところ、「俺(ore)」になってしまったという。この訂正により、ツイートでは「60歳より若い人」と伝えたかったことがわかる。

区役所は「申し訳ありません」と謝罪したが、ツイッターユーザーからは「ええんやで」「さすが大阪や」「朝から笑顔になれました。ありがとうございます!!」と寛容なコメントが相次いだ。中には「笑い止まらん 免疫力上がる」と冗談を言う人もいた。