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Google Japanは、同社のマップアプリGoogle マップ(iOS/Android)において、JR東日本の主要駅や商業施設で屋内ナビゲーションが利用できる「インドア ライブビュー」機能を順次提供開始すると発表した。

大都市の駅は構内や駅ビル、地下鉄などが複雑に入り組み、時に“ダンジョン”と形容されるほど目的地にたどり着くのが難しい場合がある。

地図アプリを使っていても、3次元で交差する経路を正確にたどるのは難しかったが、「インドア ライブビュー」なら、現実の景色を映し出しながら矢印で正しい方向を確認し、最寄りのエレベーターやエスカレーター、改札口、プラットホーム、切符売り場やトイレなどの場所が分かる。

本技術は、AIで数百億枚のストリートビュー画像をスキャンし、ユーザーが向いている方向を特定するグローバル ローカライゼーションという技術を活用している。

この技術により、建物内でも正確な高度と位置を判別し、空港や駅での乗り換え、ナビが難しかったショッピングモールなどの屋内施設でも、スムーズな屋内ナビゲーションを実現。

「インドア ライブビュー」に対応する駅の一例としてはJR東日本の「東京駅、新宿駅、渋谷駅、品川駅、上野駅、池袋駅、新橋駅、秋葉原駅、高田馬場駅、五反田駅、恵比寿駅、日暮里駅、中野駅、北千住駅、立川駅、大宮駅、浦和駅」があげられていて、今後対象施設は順次拡大予定となっている。

発表資料
URL:https://japan.googleblog.com/2021/07/google-jr.html
2021/07/08