個性的で華やかな豪華キャストが勢ぞろい!

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2022年の世界初演が決定した舞台『千と千尋の神隠し』の第2弾メインキャストが発表された。

2001年の封切り以降爆発的な大ヒットを記録、2003年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞するなど、世界中で愛され続けている宮粼駿監督不朽の名作が待望の舞台化 。開幕まで5年の歳月をかけて進められてきたビッグプロジェクトの全貌がいよいよ明らかになってきた。

ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』の世界初演の潤色・演出を担った英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、主演の千尋を今回が初舞台となる橋本環奈、そしてドラマや舞台に加え声優や歌手としても活躍の場を広げる上白石萌音がWキャストで演じることが既に発表されている。

今回発表の豪華実力派キャストが加わって、『千と千尋』の世界観がいかなる形で舞台上に再現されるのか、大いに期待したい。

ハク(Wキャスト)
醍醐虎汰朗(だいご こたろう)
2019 年、新海誠監督の映画『天気の子』で、2000人以上のオーディションを勝ち抜き、主人公・森嶋帆高役の声を務め、2020年に第14回声優アワードで新人男優賞を受賞。映画・ドラマ・舞台、ミュージックビデオと多方面に活躍の場を広げる。
【コメント】
日本のみならず、世界中で愛される素晴らしい作品に参加出来ることをとても光栄にそして誇りに思います。
舞台『千と千尋の神隠し』も多くの方々に愛して頂ける作品になるよう原作に最大限のリスペクトをもって、役に向き合い寄り添っていきます。
公演をお楽しみにしていてください!!

三浦宏規(みうら ひろき)
5歳よりクラシックバレエを始め、第18回NBA全国バレエコンクールコンテンポラリー部門第3位ほか受賞多数。2019年よりミュージカル『レ・ミゼラブル』にマリウス役で出演。ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』、『GREASE』の出演が控える。
【コメント】
日本を代表するこの素晴らしい作品が舞台化されると聞いて皆様も驚かれたかと思いますが僕も衝撃を受けたその1人です。
ジョン・ケアードさんをはじめ素敵な共演者の皆様と共に新たな作品を創っていけることが非常に楽しみですし、この偉大な作品に恥じることのないよう、僕自身真摯に向き合い皆様にお届けする日を心より楽しみにしております。

カオナシ( W キャスト)
菅原小春(すがわら こはる)
10代で数々の有名ダンスコンテストで優勝。2015年にスティービーワンダーと共演したCMが話題となり、翌年より複数回にわたり紅白歌合戦に出演。2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん』への出演も果たし、女優としても活躍の幅を広げている。
【コメント】
I LOVE YOU

辻本知彦(つじもと ともひこ)
Noism創立時メンバー。シルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとして初めて起用。振付代表作に第69回紅白歌合戦での米津玄師『Lemon』や、米津玄師『馬と鹿』『感電』、RADWIMPS『カタルシスト』のミュージックビデオ、菅原と共に『パプリカ』など多数。
【コメント】
宮粼駿さんの作品に出演することなんて考えたことがありませんでした、素直にとても嬉しいです、あまり(一度も)使わない言葉で表現します、夢のようです。

リン(Wキャスト)
咲妃みゆ(さきひ みゆ)
2014年、宝塚歌劇団雪組トップ娘役に就任。2017年に退団後、多くのミュージカルやドラマ出演に加えCD発売やコンサートも行う。2021年、菊田一夫演劇賞を受賞。7月9日よりミュージカル『衛生〜リズム&バキューム〜』に出演。
【コメント】
生粋のスタジオジブリファンである私にとりまして、リン役として携わらせていただけることは何ものにも代え難い喜びです!
それと同時に、あの世界が一体どの様に舞台化されるのだろう…とドキドキもしています。
大好きな作品への敬意を込めて全力で務めさせていた大好きな作品への敬意を込めて全力で務めさせていただきますので、どうぞ宜しくお願い致します!

妃海 風(ひなみ ふう)
2015年、宝塚歌劇団 星組トップ娘役に就任。歌と演技に秀でた娘役として活躍。2016年に退団後も、コミカルからシリアスまで幅広くこなす柔軟な演技力と安定した歌唱力を存分に発揮し、舞台を中心に活躍。『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』出演が控える。
【コメント】
千と千尋の神隠しが上映された当時から思っていた事が、この世界で生きてみたい! という強い想いでした。
まさか、その夢が叶うなんて。。人生なにが起こるか分からないものです。この舞台もどういうものになるのか私自身想像もつきませんが、あの大好きな世界で、思う存分リンとして生きていきたいと思います。

釜爺(Wキャスト)
田口トモロヲ(たぐち ともろを)
俳優、映画監督、ナレーター、ミュージシャン。映画監督作に『色即ぜねれいしょん』(新藤兼人賞銀賞受賞)他。最新出演作に舞台『INSPIRE 陰陽師』『オリエント急行殺人事件』(初演)、テレビ『バイプレイヤーズ』『名建築で昼食を』、映画『夏への扉-キミのいる未来へ-』(三木孝浩監督)などがある。
【コメント】
”千と千尋” 愛にあふれるジョン・ケアード氏が、アニメ以外では再現不可能とも思える壮大な宇宙をストレートプレイで蘇生する。どんな舞台になるのか興味津々です!
この多様で摩訶不思議な世界観のピースになれるよう、ふんばりたいと思います。はたして本番までに釜爺の6本腕を生やせるかどうか、御覧ください。

橋本さとし(はしもと さとし)
劇団☆新感線を退団後、舞台・映像・ナレーションと幅広い分野で活躍。第22回読売演劇大賞 優秀男優賞受賞。ジョン・ケアード演出作品には、『ベガーズ・オペラ』、『レ・ミゼラブル』、『ジェーンエア』などがある。現在、TBS日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』にレギュラー出演中。
【コメント】
千にとっての「足長おじさん」的存在であり、大人の男像として憧れる釜爺を演じるチャンスとトライを与えて頂けたことは役者冥利に尽きます。
次に演出のジョンと会う時までに、腕をあと4本生やしておきますと約束をしてしまった……大丈夫かなぁ。まぁ、やってみるしかありません!
宮粼駿さんとジョン・ケアードさんの世界観が融合した中で、僕というフィルターを通した釜爺が生まれるよう、頑張ります!

湯婆婆/銭婆(Wキャスト)
夏木マリ(なつき まり)
1997・1998年、ジョン・ケアード演出のミュージカル『レ・ミゼラブル』に、マダム・テナルディエ役で出演。2001年、映画『千と千尋の神隠し』で、湯婆婆/銭婆役の声を担当。自身演出の舞台『印象派』は30年を迎える。
【コメント】
実際に『油屋』で働けるなんてなんということでしょう! あれから20年、舞台として世界に発進していく現実は夢のようです。
あの名作が、ジョン・ケアードによってどの様に帝劇に現れるのか、キャストのひとりとしてとても楽しみです。
長丁場、久しぶりの東宝の舞台だ!

朴璐美(ぱく ろみ)
2006年『NANA』の大崎ナナ役で第1回声優アワード主演女優賞を受賞。代表作は『鋼の錬金術師』エドワード・エルリック役、『進撃の巨人』ハンジ・ゾエ役など多数。演劇集団円を退所後、2019年、『レ・ミゼラブル』にマダム・テナルディエ役で出演。また自身の団体を設け、プロデュース・演出など、多ジャンルで活躍。
【コメント】
今、強烈に惹かれています。湯婆婆と銭婆に。『千と千尋の神隠し』に。
この舞台がどのような演出・作品になるかまったくわかりませんが、まだ見ぬ世界への好奇心と不安と期待でいっぱいです。
少女のような心を持ちながら、待ち構えるこの新たな世界へ没入し、湯婆婆と銭婆と三人四脚でゴリゴリ噛み砕いていこうと思います。

>>>キャラクターと舞台版メインキャストを見る(写真12点)

※辻本知彦の「辻」はシンニョウの点ひとつ。