丸川珠代氏

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 このところ評判を下げ続けているのは、丸川珠代参議院議員だろう。橋本聖子氏に代わり、東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣に就任後、連日のように発言が取り沙汰されている。6月22日には、大会会場で酒類販売を行う方向で調整していると記者会見で発言。これが非難を浴びてしまい、一転して酒類提供は行わない方針となった。丸川氏は会見で「ステークホルダー(利害関係者)」の存在を示したが、組織委員会は「スポンサーの意向では販売方針を決めることはない」と主張し、意見の食い違いが見られる。

 こうした動きは、丸川氏と小池百合子東京都知事の間で行われてきた舌戦バトルも記憶に新しい。何より丸川氏の物言いは、どこか国民の感情からズレた「上から目線」と見る声も多く、「高飛車」なイメージを抱く人も多い。そもそも、彼女は女子アナ時代はどんなキャラクターだったのか。

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 丸川氏がテレビ朝日に入社したのは1993年。東京大学卒業のインテリアナウンサーとして、『朝まで生テレビ!』『やじうま6』『ニュースステーション』『ビートたけしのTVタックル』などの報道、情報番組を多く担当してきた。

 だが、報道一辺倒ではなく、『内村プロデュース』『ロンドンハーツ』『わらいのじかん』などのバラエティ番組にも出演経験があり、硬軟どちらもこなせる器用なアナウンサーとして活躍した。

 さらに、新人時代にはレポーターの仕事で、熱すぎるたこ焼きを涙目になりながら食し仕事を進行。『TVタックル』ではビートたけしと長らく共演。泡盛を飲みすぎて泥酔といったハプニングも起こしている。この番組では際どいミニスカート姿で出演し、パンチラ姿が話題になったことも。丸川氏は女子アナ時代はとにかく全力投球で「体を張る」キャラクターだったと言えるだろう。

 ネット上では、往年のファンの「議員になってから何か顔つきが変わっちゃった」「たけしさんとコントやってる時の方が生き生きしていた」といった変化を嘆く声も聞かれる。丸川氏は議員になり、変わってしまったと見る人が多いようだ。