【専門店かく闘えり 364】クレバー(京都市右京区)「最高の内装工事店」を目指しワンストップ体制を構築へ分社化で専門性を高める

写真拡大

 インテリア・内装ビジネスには、ユーザーに対してインテリアデザインを提案し、それを現場状況に応じて管理し、その指示の下に職人が施工していく、という一連の流れがある。各段階において専門性が求められることから、インテリア業界は基本的に分業化(元請け・下請け)されている。
 その中で、これらのワンストップ対応を目指して体制を構築しているのが、京都市右京区に提案型プロジェクトショップ『AtelierBox(アトリエボックス)』を構え、施工専門会社・(株)ギアリズムを展開する(株)クレバー(山本潤三社長)だ。

 「最高の内装工事店とはどのような存在なのかと考えると、提案する、指示する、貼る、そして売るということをすべて対応できる会社のことだと思います。それぞれの部門ごとに分社化し専門性を追求して、グループとしてワンストップ体制の構築を目指しています」と語るのは山本潤三社長である。
 さて、山本社長が(株)クレバー(創業はTotal interiorJunzo/2003年に現社名に変更)を創業したのは1994年、24歳のときだった。当初は一人親方としてのスタートだったが、その後仕事量が増えてきたことから社員として職人の雇用を開始、山本社長がマネジメントに専念するようになると事業規模はより拡大していったという。

 「もともと若手の職人を育てたいという思いで勤めていた内装会社から独立しましたから、職人の社員化にはこだわりました。独自の研修プログラムをつくり、技術だけでなく挨拶や服装といったマナーも指導、レベルの高い職人に育成できていると思います。その一方で、クレバーとして施工部門も一体化していると、職人の価値というものがどれだけあるのか分からなくなります。職人の価値を高めるためには分社化する必要があると考えました」

 そこで山本社長は、2012年に施工専門会社としてギアリズム社を設立、社員職人数名が転籍し、クレバーから施工を請け負うという体制を徐々に構築していった。そして今年1月に株式会社化し全社員職人が(株)ギアリズムに転籍、社長に就任した職人の葛畑哲雄氏以下、現在7名の職人が在籍している。

 インテリア・内装ビジネスには、ユーザーに対してインテリアデザインを提案し、それを現場状況に応じて管理し、その指示の下に職人が施工していく、という一連の流れがある。各段階において専門性が求められることから、インテリア業界は基本的に分業化(元請け・下請け)されている。
 その中で、これらのワンストップ対応を目指して体制を構築しているのが、京都市右京区に提案型プロジェクトショップ『AtelierBox(アトリエボックス)』を構え、施工専門会社・(株)ギアリズムを展開する(株)クレバー(山本潤三社長)だ。

 「最高の内装工事店とはどのような存在なのかと考えると、提案する、指示する、貼る、そして売るということをすべて対応できる会社のことだと思います。それぞれの部門ごとに分社化し専門性を追求して、グループとしてワンストップ体制の構築を目指しています」と語るのは山本潤三社長である。
 さて、山本社長が(株)クレバー(創業はTotal interiorJunzo/2003年に現社名に変更)を創業したのは1994年、24歳のときだった。当初は一人親方としてのスタートだったが、その後仕事量が増えてきたことから社員として職人の雇用を開始、山本社長がマネジメントに専念するようになると事業規模はより拡大していったという。

 「もともと若手の職人を育てたいという思いで勤めていた内装会社から独立しましたから、職人の社員化にはこだわりました。独自の研修プログラムをつくり、技術だけでなく挨拶や服装といったマナーも指導、レベルの高い職人に育成できていると思います。その一方で、クレバーとして施工部門も一体化していると、職人の価値というものがどれだけあるのか分からなくなります。職人の価値を高めるためには分社化する必要があると考えました」

 そこで山本社長は、2012年に施工専門会社としてギアリズム社を設立、社員職人数名が転籍し、クレバーから施工を請け負うという体制を徐々に構築していった。そして今年1月に株式会社化し全社員職人が(株)ギアリズムに転籍、社長に就任した職人の葛畑哲雄氏以下、現在7名の職人が在籍している。