エンゼルス戦に先発したガウスマン(右)と空振りする大谷翔平【写真:AP】

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ジャイアンツのガウスマンは大谷を一ゴロ、三振、三振に封じた

■ジャイアンツ 9ー3 エンゼルス(日本時間24日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・投手」で出場。6回9奪三振6安打1失点と好投も勝敗はつかなかった。二刀流右腕の今季4勝目&日米通算50勝を阻んだのが、ジャイアンツの先発ケビン・ガウスマン投手。7回9奪三振4安打1失点と投手・大谷に一歩も譲らす、ここまでメジャートップの23本塁打を放つ打者・大谷を3打数無安打に封じた。

 大谷自身が試合後に「なかなか見ない軌道のボールだったと思う。素晴らしい投手ですし、何とか打ってチャンスを作れればいいですけど、なかなか難しかったかなと思います」と振り返っていたガウスマンの投球。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られ投球分析家ロブ・フリードマン氏は自身のツイッターに「ガウスマンがスプリットでオオタニを圧倒する」と、大谷がスプリットに空振りを喫する場面の映像を投稿した。

 スプリットといえば大谷のウィニングショット。しかし今回は逆に相手投手のスプリットに苦しめられ、ファンからは「信じられない」「自業自得ってやつさ(笑)」「ヤンキースはガウスマンを狙うべきだった」「エグい」「ガウスマンがオオタニに恥ずかしい思いをさせた」「オオタニがやっと被害者の気持ちを味わった」「しっぺ返しを食らっているね」と感想を表している。

 今季のガウスマンは15試合に登板して8勝1敗。防御率1.49はデグロム(メッツ)の0.50には及ばないもののメジャー2位の数字だ。今季のサイ・ヤング賞候補の一人ともいえる右腕が見せた、大谷を手玉に取る投球をファンは称賛している。(Full-Count編集部)