『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』 ©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会

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全国映画動員ランキング発表!(6/19-6/20)

興行通信社が6月19日(土)、20日(日)の全国映画動員ランキングを発表しました。

映画動員ランキングTOP10を画像で見る

今週は岡田准一主演の大ヒットアクションの第2弾など、3本の新作がランクインしています。先週のTOP3『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は何位になったのでしょうか?

10位『漁港の肉子ちゃん』

累計発行部数35万部を突破した西加奈子原作による同名小説を、明石家さんまが企画・プロデュースを手がけ劇場アニメ化した『漁港の肉子ちゃん』。

声の出演は大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹ほか。監督は『海獣の子供』の渡辺歩です。

あらすじ:ふたり家族の母・肉子ちゃんと娘のキクコ。彼女らは、男に騙されやすい肉子ちゃんが失恋をするたび各地を放浪していた。ある日、北の漁港の町にやって来たふたりは、焼き肉屋の店主・サッサンと出会う。ひょんなことから、肉子ちゃんは彼の店に雇われることに。

9位『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』

田中圭が主人公を演じ、土屋太鳳や山田裕貴らが共演するスキージャンプ団体競技の実話を描く『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』は初登場9位にランクインです。

田中圭のほか、土屋太鳳、山田裕貴が出演です。監督は『FUNNY BUNNY』『ステップ』の飯塚健。

あらすじ:リレハンメルオリンピック銀メダルの雪辱を期して特訓を積むも、次の長野五輪では選手団から落選した西方。悔しさに打ちひしがれながらも、彼は裏方のテストジャンパーとしてチームに参加。そして五輪本番、西方は思いもよらぬかたちで大舞台に立つことになる。

8位『名探偵コナン 緋色の弾丸』

公開10週目に入った『名探偵コナン』は、累計で観客動員504万人、興行収入70億円を突破しました。

本作の監督は前作『〜紺青の拳(フィスト)』も手掛けた永岡智佳。声の出演は高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、池田秀一らおなじみのメンバーに加えて、浜辺美波がスペシャルゲストとして参加しています。

あらすじ:世界最大のスポーツの祭典“ワールド・スポーツ・ゲームス”が東京で開催されることに。開会式にあわせて名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で、企業のトップが相次いで拉致される事件が発生。この一筋縄ではいかない事件の解決に、コナンが挑む。

7位『るろうに剣心 最終章 The Final』

公開9週目の『るろうに剣心』前編も、引き続きTOP10入りです。

主演の佐藤健をはじめ、武井咲、青木崇高、蒼井優らこれまでの“るろ剣”オールスターが再集結。シリーズ最強の敵・縁役を新田真剣佑、かつての剣心の妻・巴役を有村架純が演じています。監督はシリーズすべてを手がけてきた大友啓史が務めました。

あらすじ:かつて“人斬り抜刀斎”として恐れられていた緋村剣心は、志々雄真実との死闘の末、逆刃の刀を置き、神谷道場で穏やかな生活を送っていた。しかしそんな平穏もつかの間、突如として何者かが東京を攻撃し始め、剣心と仲間たちも再び危険に晒されることになる。

6位『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』

“音を立てたら即死”という設定が話題を呼び、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットを記録した近未来スリラーの続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は初登場6位にランクインです。

出演はエミリー・ブラント、キリアン・マーフィ、ミリセント・シモンズら。監督は前作でブラントと夫婦共演も果たしたジョン・クラシンスキーが続投です。

あらすじ:音に反応して人間に襲いかかる怪物の出現により、荒廃した世界。最愛の夫・リーを亡くし住居も失ったエヴリンは、生まれた赤ん坊とふたりの子供たちを連れ、新たな避難所を目指していた。そんな折、何者かによる襲撃を受けた彼女らは廃工場に逃げ込むが……。

5位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

先週、トップを飾った『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、公開15週目に突入です。

累計では観客動員611万人、興行収入93億円を突破しており、歴代興収ランキング49位につけています。

エヴァの生みの親である庵野秀明が総監督を、鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏が監督を務めた本作。声の出演は緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子ほか。

あらすじ:ミサト、マリらWILLEのメンバーはパリの市街地で封印されていた旧ユーロNERVを復旧させる作戦を開始。妨害に遭うが撃退し、パリ市街は元の姿をとり戻す。一方、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)は荒廃した町を歩き続け、ある村にたどり着く。

4位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、先週3位から4位に。

本作は、機動戦士ガンダム生誕40周年を記念して制作された、宇宙世紀の新たな100年を描く“UC NexT 0100”プロジェクトの第2弾です。ガンダムの生みの親、富野由悠季の同名小説を原作に、地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアの運命を描きます。

声の出演は小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一ほか。監督は『虐殺器官』の村瀬修功。

あらすじ:第2次ネオ・ジオン戦争の終結から12年後、世界は変わらず軍事衝突が多発。さらに地球連邦政府の腐敗が混乱に拍車をかけていた。そんな中、腐敗を正そうとする反地球連邦政府組織“マフティー”は、地球連邦政府高官を暗殺するテロ行為を繰り返していた。

3位『キャラクター』

公開2週目の『キャラクター』は、土日2日間で観客動員10万1000人、興行収入1億4400万円をあげて、ワンランクアップの3位に。

浦沢直樹監督作品のストーリー共同製作者として携わった長崎尚志によるオリジナル脚本を、『世界から猫が消えたなら』の永井聡がメガホンを取り映画化。殺人鬼と出会ったことで、数奇な運命を辿る漫画家の末路を描きます。

共演は、本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseほか。

あらすじ:漫画家として売れることを夢見る山城圭吾は、お人好しという性格が災いして悪役を描けず、アシスタントの日々を送っていた。ある日、スケッチに出かけた彼は、とある一軒家を見つけ足を踏み入れる。そこには無残に殺された4人家族と、ひとり佇む男がいて……。

2位『るろうに剣心 最終章 The Beginning』

公開3週目の『るろうに剣心』後編は、土日2日間で観客動員12万人、興行収入1億7200万円をあげて2位をキープです。

累計では観客動員104万人を突破しており、間もなく興行収入15億円に達すると発表されています。

本作では「なぜ、剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか?」というシリーズ最大の謎が描かれます。出演は佐藤健、有村架純、高橋一生ほか。監督は引き続き大友啓史が務めました。

あらすじ:動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダーである桂小五郎のもとで暗殺者として暗躍し、最強の人斬り“緋村抜刀斎”として恐れられていた。そんな折、暗殺の現場で若い女・雪代巴と出会った彼は、幕府の追手から逃れるため一緒に農村へ身を隠すが……。

1位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』

岡田准一主演の大ヒットアクション第2弾は、初登場首位スタートです。

土日2日間で観客動員16万8000人、興行収入2億3300万円を記録。

初日から3日間の累計は、観客動員約21万5千人、興行収入約2億9700万円を突破の好スタートを切りました。

殺し屋を休業し、一般人として生活していた男が因縁の相手と再び対決していく様を描きます。木村文乃、佐藤浩市、山本美月、安田顕らおなじみの出演者に加え、堤真一、平手友梨奈、安藤政信ら新たなキャストが出演。監督は前作に引き続き江口カンが務めます。

あらすじ:伝説の殺し屋・ファブルは、ボスから一年間誰も殺さぬよう命じられ、“佐藤アキラ”の偽名を使い一般人として生活していた。一方、街で暗躍する最強の男・宇津帆は凄腕の殺し屋・鈴木とともに、かつて自分の弟を殺した因縁の敵・ファブルへの復讐に燃えていた。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)

1位『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
2位『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
3位『キャラクター』
4位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
5位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
6位『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
7位『るろうに剣心 最終章 The Final』
8位『名探偵コナン 緋色の弾丸』
9位『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』
10位『漁港の肉子ちゃん』

今週末は『Arc アーク』『1秒先の彼女』『いとみち』『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』『夏への扉 ーキミのいる未来へー』『BanG Dream! Episode of Roselia II:Song I am. 』『ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている』『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』などが封切られます。