大宮VのなでしこジャパンDF鮫島彩【写真:高橋 学】

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6月16日に誕生日を迎え、なでしこFW川澄も祝福「今度お誕生日会誘ってね」

 2021年9月にスタートする日本初の女子プロサッカー「WEリーグ」に参入する大宮アルディージャVENTUS(大宮V)のなでしこジャパン(日本女子代表)DF鮫島彩は、6月16日に誕生日を迎えた。

 本来であれば“主役”だが、パーティーの食材調達係を担わなければいけない可能性があるようだ。

 2011年の女子ワールドカップで世界一に輝いたなでしこジャパンの一員である鮫島は、長きにわたって女子サッカー界を牽引してきた。2015年からINAC神戸レオネッサでプレーしてきたが、今年1月に大宮Vへの移籍を決断した。

 鮫島はここまで、プレシーズンマッチ全4試合にフル出場。同僚のMF小島ひかるは日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦後、「サメさんは、できていないことや、この選手ならもっとできるということを、強く的確に言ってくれるので、やらなきゃと思わせてくれる存在。サメさんがいるだけでチームの雰囲気がガラッと変わって、スイッチが入る」とその影響力の大きさを語っていた。

 6月の国際親善試合に臨むなでしこジャパンのメンバーから外れ、18日に発表される東京五輪代表メンバーの行方に注目が集まるなか、16日に鮫島は誕生日を迎えた。

「34歳の誕生日を迎えました。思い切って踏み出した新たな環境での挑戦に、とても充実した毎日を送っています。楽しいことも大変なことも存分に感じながらこれからの日々も精一杯過ごしていきたいと思います。両親、友人、そしていつも応援してくださる皆様に感謝。これからもよろしくお願いします」

 自身の公式ツイッターでこのように綴っていた鮫島に対し、同じく2011年の世界一メンバーであるFW川澄奈穂美(ゴッサムFC)は、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で「今日は大宮のみんなにお祝いしてもらってね。今度お誕生日会誘ってね。美味しい物準備してね。おめでとう」と祝福。鮫島は返信コメントで、後日大宮Vの同僚が誕生会を開いてくれることを明かしている。

「大宮のみんな今度お祝いしてくれるよ! 食卓の用意は私だけど!(笑)。主役が用意するんかい(笑)。水炊き送ってくれてありがと」

 新設チームでのチャレンジに臨む鮫島だが、新天地でも良いムードで日々を過ごせているようだ。(Football ZONE web編集部)