遠藤航のいる中盤に漂う“無敵オーラ” W杯から3年でワールドクラスMFへ
いつの間にこれほど成長したのだろうか。中盤にMF遠藤航が入った時、日本代表は無敵になったようにすら感じられる。
遠藤は東京五輪を戦うU-24代表にもオーバーエイジ枠で召集を受けているが、その効果は絶大だ。同じくオーバーエイジ枠のDF吉田麻也、DF酒井宏樹も頼もしい存在だが、2人の実力は2018年のワールドカップ・ロシア大会でも証明済みだ。トップレベルのパフォーマンスを保証してくれることは過去の経験から分かっている。
クラブの方ではシュツットガルトでブンデスリーガ1位となる476回のデュエル勝利数を記録するなど大暴れしており、今やワールドクラスと言っていい守備的MFだ。
独『Bild』は、そんな遠藤を「今夏シュツットガルトが絶対手放せない5選手」に入っていると取り上げている。
遠藤の他にはDFヴァルデマール・アントン、MFオレル・マンガラ、FWサーシャ・カライジッチ、DFボルナ・ソサの名前が挙げられており、来季シュツットガルトが上位を目指すうえで欠かせない5人と考えられている。
今夏の五輪次第で遠藤の評価はさらに上昇する可能性があり、来季はブンデスリーガを代表するスタープレイヤーの1人としてスポットを浴びることになるはず。
五輪でも金メダルを目指せそうな気配が漂っているが、本番で遠藤はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。遠藤こそ五輪のキーマンと言っていいだろう。