「PX-S6010」

エプソンは、ビジネス向けインクジェットプリンタの新製品として、2021年6月24日(木)に「PX-S6010」を発売する。プリント機能のみを必要とするユーザーに向け、導入コストを抑えたモデル。A3ノビ用紙への出力に対応しながらも、本体は省スペース設計となっている。参考価格としてのエプソンダイレクトショップ直販価格は38,500円(税込)。

本製品は従来機種の「PX-S5080」の使い勝手を踏襲しつつ、出力スピードが向上した。「PX-S5080」ではA4カラー文書で約10ipm、A4モノクロ文書で約18ipmのスピードであったが、「PX-S6010」ではA4カラー文書で約12ipm、A4モノクロ文書で約25ipmのスピードが実現されている。

排紙トレイは、プリントジョブのサイズ(A4とA3)を見分けて自動で伸長サイズが調整される設計。前面からメンテナンスボックスを交換できるなど、より使いやすいモデルとなった。そのほか、インクを紙に吹き付ける非接触プリントで出力時に熱を使わない「Heat-Free Technology」により、消費電力が約26W以下に抑えられて、環境負荷も低減できる製品となっている。

本体サイズは515(幅)×298〜447(高さ)×400〜887(奥行)mm、重量は13.7kgで、出力解像度は最高4,800×2,400dpi。有線インターフェイスはHi-Speed USBおよび10/100BASE-TXで、IEEE802.11 a/b/g/n/ac準拠の無線LANにも対応している(有線LANと無線LANの同時使用は不可)。

エプソン販売株式会社
価格:オープン
URL:https://www.epson.jp/
2021/06/14