【速報】チチパスが第1セットを先取。世界6位ズべレフとの全仏OP準決勝

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「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日〜6月13日/クレーコート)大会13日目となる6月11日。男子シングルス準決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が対戦。チチパスが第1セットを6-3で先取した。


両者は今回が8度目の対戦となる。過去の対戦成績はチチパスの5勝2敗で、唯一クレーで対戦した2019年「ATP1000 マドリード」準々決勝でもチチパスがフルセットの末に勝利している。一方、直近で対戦した今シーズン3月の「ATP500 アカプルコ」決勝では、ズべレフがストレート勝利を挙げた。


22歳のチチパスは、今回が2年連続2度目の「全仏オープン」準決勝。準々決勝では第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)をストレートで破り、今大会ここまでに落としたセットはわずかに1つだけだ。対する24歳ズべレフは今回が初の同大会ベスト4進出。1回戦ではフルセットを戦ったものの2回戦以降はすべてストレートでの勝利と調子を上げており、4回戦では錦織圭(日本/日清食品)に、準々決勝ではアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)にいずれも6-4、6-1、6-1のスコアで快勝している。


共に初の「全仏オープン」決勝進出をかける両者が、どのような戦いを繰り広げるか注目される。その両者の試合はコイントスに勝ったズべレフがレシーブを選択し、チチパスのサービスゲームから始まった。


すると第2ゲーム、ズべレフに2本のダブルフォルトもありチチパスにこの試合最初のブレークポイントが。1本はズべレフがしのいだものの、次のポイントでズべレフのショットがサイドアウトとなり早々にチチパスにブレークを許した。


一方、第5ゲームはラブゲームでキープしたチチパス。その後も1ブレーク差のリードを守り、チチパスのゲームカウント5-3で迎えた第9ゲームがサービング・フォー・ザ・セットに。


そして、このゲームはデュースにもつれながらも、しっかりとキープしたチチパスが第1セットを先取した。


試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。



(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」でのチチパス


(Photo by Julian Finney/Getty Images)