日本凱旋となったスコイトビッチ監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本代表は6月11日、ピクシーの愛称で親しまれ、現役時代は名古屋グランパスでもプレーしたドラガン・ストイコビッチ監督が率いる、セルビアと国際親善試合で対戦した。

 ヨーロッパ勢とはロシア・ワールドカップ(W杯)でのベルギー戦(●2-3)以来、3年ぶりの一戦となったなか、日本は立ち上がりから主導権を握り、48分にCKから伊東純也が先制点を奪う。64分には伊東のラストパスから代表デビューのオナイウ阿道がネットを揺らすが、ここはオフサイド判定でノーゴールに。結局その後もスコアは動かず、日本は1-0で勝利を収めた。

 なお、ストイコビッチ監督は就任5戦目にして初黒星(2勝2分1敗)となった。

 日本戦の結果は、対戦国セルビアでもこぞって取り上げられており、現地メディア『INFORMER』では「セルビアのベンチでピクシー最初の敗北!ストイコビッチは怒るだろう!」と、日本に縁の深い指揮官にスポットを当てつつ以下のように伝えている。
 
「ロッカールームでストイコビッチが何か言いたいことがあることは間違いない。不完全なイーグルス(セルビア代表の愛称)は確実に監督から合格点を受け取れないだろう。後半開始時に降伏し、私たちのディフェンスは眠りに落ちた」

 また、同メディア『BLIC』でもやはり、ピッチ脇で喜怒哀楽を露わにしていた56歳に触れ、「ピクシーは気性を失い、侍はコーナーから勝利へと向かった!」と一報。そのうえで、数少ない収穫のひとつには、DFのラインコントロールを挙げている。

「私たちの選手はしばしば日本人を『殺した』オフサイドトラップを作った。これはこのピクシーチームにとってポジティブなことだ」

 カタールW杯欧州予選では、現在2勝1分でポルトガルと勝点7で並び、2位につけているセルビア。来年に迫るW杯本大会で“再会”はあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部【動画】元広島・森保&元名古屋・ピクシー!両指揮官の貴重な会話シーンはこちら