ダイソーで6種類の財布を購入。写真上から時計回りに、長財布330円、コンパクトサイフ小銭入れ付110円、3つ折り財布330円、ラウンド財布165円、レザー調小銭入れ110円。写真中央がスウェットスクエア財布110円

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 クレジットカードや電子マネー対応の店が増え、社会のキャッシュレス化が急速に進んでいる。現金を持ち歩かなくても生活できるようになってきているのだ。それに伴って財布に求められるものも大きく変化している。現金よりもカードの収容力、そしてコンパクト性である。

 すべての店がキャッシュレス対応しているわけではないので現金も多少は入れられたほうがいいが、それもお守り程度に1000円くらい入れば十分。そして、そのような財布ならばわざわざ高価なものを買う必要はない。100円ショップで売られているものでこと足りるのである。

◆キャッシュレス社会に適した財布はどれだ?

 100円ショップの「ダイソー」には財布も種類豊富に揃えられている。その中からいくつか購入し、このキャッシュレス社会にもっとも適した財布を探してみた。

・長財布330円(税込)

 まずは定番の長財布。カードポケットが8つも付いているのはポイントが高い。札入れと小銭入れのスペースも大きく取られている。が、このような財布が重宝されたのはひと昔前の話。キャッシュレス化の進んだ今の時代にこんな大きな財布を持ち歩くのは、はっきり言ってダサい。

 実際、阪急百貨店うめだ本店などの大手百貨店でもキャッシュレス時代に合わせ、昨年からスモールウォレット中心の売り場が展開されたという(※2020年8月31日のプレスリリースより)。

◆イマイチの仕様

・コンパクトサイフ小銭入れ付110円(税込)

 折りたたむとコンパクトで薄くなる。付いているのは札入れと小銭入れのみ。札入れは札が半分むき出しになる。ここにカードを2〜3枚くらいなら収容できなくもなさそうだが、すぐにポロリとこぼれ落ちてしまいそうで危ない。完全に現金派向けの財布。

・スウェットスクエア財布110円(税込)

 札入れと小銭入れ、それにカードポケットもひとつ付いている。が、ここにカードを入れると外からまったく見えなくなってしまうので、複数枚入れると取り出すときに少し不便かも。また、開閉部はマジックテープになっているので、財布を開くたびにバリバリと音が鳴ってしまうのもマイナス。カードの所持枚数があまり多くない人にはいいかもしれないが、中高生向けの財布という印象。

◆コンパクトなのはうれしいが…

・3つ折り財布 330円(税込)

 札入れと小銭入れ、それにカードポケットが3つ。コンパクトに折りたためるのはいいが、もう少しカードの収容力がほしいところ。

・レザー調小銭入れ110円(税込)

 小銭入れだが、カードも収容可能。とにかくコンパクト性を重視したい人にはいいかもしれない。が、小銭とカードがごちゃ混ぜになるので取り出しにくいのがちょっと難点。小銭を入れずにカードだけ入れるという使い方もありかも。

◆いちばん使いやすかった財布はコレ

・ラウンド財布165円(税込)

 カードポケットは4つ。ここにふだんよく使うカード4枚を入れ、使用頻度のあまり高くないカードは札入れに入れればいい。ジッパーで閉じられるようになっているので、札入れにカードを何枚入れてもこぼれ落ちる心配がない。外側に小銭入れも付いている。

 シンプルでコンパクトでありながら卓越した機能性。これこれ、こんなのでいいんだよ! そう唸らずにはいられない、このキャッシュレス社会にもっとも適した財布。

 というわけで、今回ダイソーで買った財布の中でいちばんのおすすめは最後のラウンド財布である。とにかく、これからの時代は小銭でパンパンになった財布は完全にアウト。そして、できればカードの枚数も少ないほうがいい。電子マネー、ポイントカード、会員カード……などスマホに入れられるものはすべてスマホに入れてしまって、財布はできる限りスッキリさせよう。

<取材・文・撮影/小林ていじ>

―[借り暮らし40代日雇い男の「100円ショップ」生活]― 【小林ていじ】
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeで「ていじの世界散歩」を検索。