インテル、ラツィオ指揮官退任のS・インザーギ氏と2年契約ですでに合意か

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 インテルは新監督として、先日ラツィオの監督退任が発表されたシモーネ・インザーギ氏を迎える可能性が高まっている模様だ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 インテルは26日、11年ぶりのセリエA制覇に導いたアントニオ・コンテ監督との契約解除を発表。そして来シーズンの戦いに向けて、今季までラツィオを率いたS・インザーギ氏を招へいすることで合意に達したようだ。報道によるとすでに同氏はミラノ入りして、インテルとの2024年までの2年契約にすでにサインし、あとは公式発表を残すのみだという。

 現在45歳の同指揮官は2016年からラツィオを指揮し、2018−19シーズンには6年ぶりのコッパ・イタリア制覇、そして今季は13年ぶりのチャンピオンズリーグ本戦出場に導いた。その実績から、今夏クラブと新契約を結ぶものと見られていたものの、クラブは27日に「指揮官の心変わり」があったとして突如退任を発表。好条件のオファーを送ったとされる、インテルの監督就任が決定的となっているようだ。