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 愛知県名古屋市名東区の工事現場で警察官を殴ったとして、39歳無職の男が逮捕されたことが判明。その行動と動機に怒りの声が上がっている。

 事件が発生したのは25日午後。39歳無職の男が名東区の工事現場で駐車車両を巡ってトラブルを起こし、警察官が仲裁に駆けつける。言い争いをしていた39歳男のマスクが顎にかかった状態だっただめ、警察官が正しく着用するよう、注意を促した。

 すると、男は「何だそれは。マスクをつけるのはなんの法律があるんだ」と言いながら逆上。警察官の腹を殴る。男はその場で公務執行妨害の疑いで逮捕された。取り調べに対し、「もうしません」と容疑を認めているという。怒りに火がついたのかもしれないが、警察官を殴る行為は、犯罪である。

 39歳とは思えぬ短絡的な犯罪に、「マスクを着けなきゃいけない法律はないが、警察官を殴れば犯罪になる。結局、法律を理解していない」「法律がないとしても、マスクをしっかりするのは現在のマナー。それが守れず逆上するのでは話にならない」「同世代だけど、こういう人間って中学や高校によくいた。自分の主張を正当化するために、『なんの法律があるんだ』とか、『お前は一番偉いのか』と先生に絡む。どうしようもない」と怒りの声が相次ぐ。

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 また、「このご時世にマスク着用を義務化することもできない。人権派と呼ばれる人間はどう考えているのか」「マスクを外すと新型コロナウイルスの感染の可能性が高まるのは、現在では常識とされている。法律がないなら守れないと言うなら、法律を作るべきだ」「もう日本的な性善説は止めるべきだ」という指摘も出た。

 この時勢で、「法律がない」ことを理由にマスクを着用しない中年男性。このような事件が続くのなら、罰則を伴う法律化も検討せざるを得なくなる。