ユルゲン・クロップ監督と共に歩んだ5年間を経て、ジョルジニオ・ワイナルドゥムはリヴァプールFCより、フリートランスファーにて後にすることとなった。日曜日に同選手は、Twitterにて「リヴァプールには、あと何年もいたいと思っていたけど、でも残念ながら事態は異なる展開をみせてしまった」と投稿。数ヶ月間に及んだ延長交渉は、遂に合意点を見出せないまま決着をみることになってしまった。

 ただその一方で同選手は、まだどのクラブとも契約を交わしているわけではないとも強調。以前よりFCバルセロナとの関心が伝えられているほか、ハビ・マルティネスが退団するバイエルン・ミュンヘンをはじめ、複数の噂が流れているところ。まずは最後の戦いを終えて「それから数週間で、自分がどうしていくか見極めていく」との考えを強調した。

 クロップ監督は、改めて「非常にフレンドリーで、とてもスマートで、そしてとてもオープンな人物」と評し、今回の退団は「自分にとって非常に感情的なことだ」と表現。「友人を失うということ、彼が後にしてしまうことは寂しい。ただこれもサッカーではつきものではある」と言葉を続けた。「きっと彼ならば、素晴らしい移籍先を見つけることだろう。そう確信している」