チェルシーMFがコロナ闘病生活と復帰について語る

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 チェルシーに所属するドイツ代表MFカイ・ハべルツが新型コロナウイルス(COVID-19)の恐ろしさを口にした。英『ミラー』が伝えている。

 ハべルツは11月にウイルスの陽性反応が出たものの、3試合の欠場にとどまった。しかし、完全に克服するにはもっと時間がかかったという。完全な状態に戻るのに約2か月を要したと語っている。

「僕の場合はとてもつらかった。回復するまでに3、4週間かかり、その後も100パーセントの状態ではなかった。100%の状態になるには、2か月くらいはかかったと思う」

「大きな病気だったんだ。匂いも味もしない。何の匂いもせず、何の味もせず、一日中ベッドに横になっていて、腰痛もあった。もう過去のことだから、二度と起こらないことを願っているよ」

 昨夏、レバークーゼンから7,100万ポンド(約100億円)で移籍したハベルツは、イングランドのサッカー界に馴染むのに時間はかかったものの、現在はうまくやっている。

「新しい国に来て、検疫を受けたりするのは不思議な感じがする。僕にとっては簡単なことじゃなかったけど、状況はすぐに変わると思うし、そのことを楽しみにしている」

「新しい国に来て、クラブを変えて、自分の居心地の良い場所から離れれば、あらゆることが変わります。僕の場合もそうだった。すべてが変わったけど、たまには人生に変化があるのもいいものだね」

「長年にわたってテレビでプレミアリーグのビッグゲームを観てきた。だからここに来て、自分がそのスタジアムにいることができるのは、それだけで嬉しいものだ」

「もちろん、ファンがいればもっといいね。来年はそうなることを願っている。僕がここにいられること、そして一生の思い出を作ることができたことに、とても満足しているよ。そしてそれが僕にとって大切なことなんだ」