C・ロナウド、母の説得でスポルティング復帰も?!「またあのカラーを見たい」

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去就に揺れるユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、母マリア・ドロレスさんの考えは明確なようだ。

キャリア4クラブ目となったユベントスも3年目を終えようとする中、ポルトガル代表FWを巡る去就はここに来て騒がしくなってきている。2018年夏の加入からセリエAも連覇してきたクリスティアーノ・ロナウド。しかし、今季はアンドレア・ピルロ新監督の力不足もあり、インテルにスクデットを許すだけでなく、9連覇中だったチームはよもや来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権の確保も怪しい状況だ。

ロナウドは今季もリーグ戦28ゴールを記録するなど攻撃に関して一人気を吐き、ユベントス通算100ゴールに到達したが、CL優勝どころかセリエAの覇権も奪われたチームに嫌気が差している模様。さらに、試合中の態度に加え、先日には一人だけ別件で練習を欠席したことをチームメイトは快く思っておらず、孤立しているとも言われている。

仮に来季のCL出場権が得られなかった場合、ロナウドの退団は加速すると考えられており、移籍先候補として古巣のマンチェスター・ユナイテッドや潤沢な資金を持つパリ・サンジェルマンが挙げられている。

しかしながら母の考えは違うようだ。『フットボール・イタリア』によると、ポルトガル『TVI 24』が、マリア・ドロレスさんが「息子と話して、来季は戻ってくるよう説得するつもりよ。アルヴァラーデ・スタジアムでスポルティング(・リスボン)のカラーを身につけるためにね」と話したという情報を掴んだとのこと。

ロナウドが2002年にプロデビューしたスポルティングは、先日に19年ぶりにプリメイラ・リーガで優勝し、来季のCL出場権を確保している。現実的に考えれば難しい話だが、クリスティアーノ・ロナウドの漢気があればもしかすると…?