8日に放送された米NBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」で司会を務めた米電気自動車大手・テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、アスペルガー症候群であることを公表して視聴者を驚かせた。ベルリンで2019年11月撮影
 - (2021年 ロイター/HANNIBAL HANSCHKE)

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[デトロイト 8日 ロイター] - 8日に放送された米NBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」で司会を務めた米電気自動車大手・テスライーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、アスペルガー症候群であることを公表して視聴者を驚かせた。

 同CEOは番組の開始早々、世界100カ国以上の視聴者に向けて「アスペルガー症候群の人が、この番組の司会をするのは初めてだ。少なくとも認めた人物としては私が最初だ」と語った。

 アスペルガー症候群は、自閉スペクトラム症の1つで、社会的な関係構築に困難を生じる症状。高機能自閉症と呼ばれることもある。

 番組では、マスクCEOの母親であるメイ氏も登場。マスク氏が熱心に推奨する暗号資産(仮想通貨)のドージコインにまつわるジョークを披露する場面もあった。

 番組の元出演者で2003年に司会を務めたコメディアンのダン・エイクロイドも、軽度のアスペルガー症候群と診断されたことをインタビューで語っている。