先日に煽りの投稿も…ルカクがイブラに賛辞「偉大な選手、セリエAに必要」

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 インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクが、ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イビラヒモヴィッチについて語った。7日、イタリア紙『コリエーレ・デッラ・セラ』が伝えた。

 ルカクは先日、インテルの11年ぶりとなるセリエA優勝が決定した後に自身のSNSを更新し、「本当の神がキングに戴冠した。そして今、屈服する」と投稿。以前から“神”を自称するイブラヒモヴィッチへの煽りだと捉えられていた。

 それでもルカクは、マンチェスター・U時代に同僚だったイブラヒモヴィッチの実力を認めているようだ。『コリエーレ・デッラ・セラ』のインタビューに応じた同選手は、「偉大な選手だ。行く先々で勝利し、(キャリアを通じて)500ゴール以上を挙げている」とライバルに賛辞を送った。一方でその「人間性」を問われると、「マンチェスターまでは良い関係を築いていたよ」と回答。

 また、ルカクは、自身やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)とイブラヒモヴィッチの違いにも言及。さらに、来季からローマの新監督に就任するジョゼ・モウリーニョ氏を歓迎し、一強時代の終焉を迎えたセリエAの競争力アップに期待を寄せた。

「セリエAにはあのレベルの選手が必要だ。彼は自分自身のために勝利を望んでいる。俺はインテルのために、(クリスティアーノ・)ロナウドはユーヴェのために勝利を望んでいる。そして今度は、モウリーニョがローマにやってくる。これらはすべて、イタリアにとって良いことだ。リーグのレベルは上がるが、インテルがまた勝てるといいね」