「千葉ならいいかな」 GWの潮干狩り場に人あふれる

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 ゴールデンウイーク後半に入った3日、各地の観光地では渋滞や、多くの人出が見られました。

■“宣言下”渋滞の行く先は…

 首都高速道路湾岸線を走行すると、かなり先まで渋滞が続いています。さらに、上の道路を見ると、横浜方面も渋滞が起きている状態です。

 緊急事態宣言が出されている東京都内から出ていく多くの車は、一体どこに向かっているのでしょうか。

 「まん延防止等重点措置」の対象区域からも外れている千葉県木更津市です。

 ショッピングモールの駐車場の表示には「満」の文字が見えます。非常に大きな駐車場ですが、ビッシリと車が止められている状態です。

 そして、止められている車のナンバーを見ると、品川、足立、世田谷と東京のナンバーが多く見られます。

■「潮干狩り」「フェス」…千葉に人集まる

 また、千葉県富津市の潮干狩り場には、ものすごい数の人が訪れていました。

 東京からの潮干狩り客は、「コロナなので地方に行くと嫌がるだろうなと思って。首都圏だけということで、千葉ならいいかなと」と話します。

 さらに、3日、千葉市の公園で行われていたのは、10年以上続く有名な音楽フェスです。

 観客の人たちは、声を出さずに手拍子などで盛り上がっています。

 千葉市は、まん延防止措置の対象区域です。そのため、会場内では常時マスク着用や、飲酒の禁止などといった、国などのガイドラインに基づいた感染対策が取られていました。

 フェス参加者は、「後ろめたさとか、すごい罪悪感もあったんですけど、安全な環境で楽しめました。『1メートル四方の枠に1名』『大声は出さない』感染の対策すごい守られているなと」と話していました。

■“宣言4都府県”避けてGW満喫も

 また、神奈川県では、観光地の江の島に続く歩道は人で埋まり、車も渋滞していました。

 他にも、緊急事態宣言が出されている4都府県を避ける形で、各地ではゴールデンウイークを楽しむ人々の姿が見られました。

 岐阜県高山市の露店店主は「人出は多いですね。ありがたいような多さだけど、このへん(胸)がモヤモヤする」と話していました。

■新大久保は若者でにぎわい

 そうしたなか、不要不急の外出自粛の呼び掛けが行われたのは、東京・秋葉原です。

 東京都の職員が「不要不急の外出、移動を控えて下さい」と呼び掛けます。

 3日、東京都の新規感染者は708人で、先週の月曜日の26日から283人増えています。また、全国の重症者は、2日の時点で1084人と過去最多を更新しました。

 東京・銀座では、百貨店などが大部分の売り場を休業していることもあり、大型連休にしては、人通りは少ない状態です。

 一方、大型店が少ない東京・新大久保は3日、若者を中心ににぎわっていました。 新大久保に来ていた人たちは、「韓国料理が好きなので食べたいねと。思ったよりやっぱり(人が)いるなとは感じてます」「この間、記念日でその時会えてなかったので。特別な日に出掛けるくらいならいいんじゃないか」と話していました。