夫のことを「疫病神!」とののしる母。

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【第1話】から読む。

前回からの続き。2年くらい前の話です。感染症の影響をうけ、居酒屋に勤める夫の収入が激減しました。すると私の母は「だから結婚させたくなかった。もっと強く反対すべきだった」と言い放ったのです。結婚生活を応援してくれているとばかり思っていた私にはショッキングな言葉でした。

けれど今は家計が厳しいのも事実です。親の所有するマンションに無償で住まわせてもらったり、食事に招いてもらえたりするのは正直助かります。お腹の赤ちゃんを一番に考え、反論したい気持ちはぐっと我慢することにしました。

しかしその後、ユウスケが勤める居酒屋はついに休業になってしまいました。店員のなかに感染症の陽性者が出たことが分かり、ユウスケも会社の指示で検査を行うことに……。そのことを電話で実母に報告すると、思いがけない言葉が返ってきたのです。



ユウスケに対して今まで笑顔で接してくれていた母の姿は、全部嘘だったの……?

「あの男は疫病神よ!」

信じてきたものが一気に崩れ落ちていくようなショックを受け、私は呆然と立ち尽くしていました。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子