案里・元議員の後釜は……

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 選挙に情報戦は付き物。接戦であれば尚更である。4月8日に告示された参院広島区再選挙。野党統一候補の、あらぬ写真が出回っている。

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【写真5枚】白無垢を着た婚礼の「証拠写真」

 北海道と長野でも衆参の補選が告示された。この3選挙の趨勢は菅政権の今後を占う。とりわけ「保守王国」広島は、自民党にとって絶対に落とせない選挙区だ。

「与党の危機感はすごい」

 とは、さる政治部デスク。

「やはり自民党の河井案里議員の辞職に伴う選挙ということから、逆風が吹いています。与党候補が官僚OBなのに対し、野党が女性というのも対照的ですね」

 野党統一候補として出馬したのは、宮口治子氏(45)。地方テレビ局でキャスターを務めた後、フリーに。シングルマザーとして3人の子を育てているという「庶民感覚」が売りで、演説でもそれをアピールしているが、

「実はその経歴について疑義が生じていましてね」

案里・元議員の後釜は……

 と、さる地元政界関係者。

「彼女に離婚歴があるのは事実ですが、現在は内縁関係の“夫”がいる、と。その証拠として、彼女と男性が和装で並ぶ“婚礼写真”が広く出回っています」

 それが掲載の写真である。確かに白無垢で「角隠し」を被った宮口氏がほほ笑んでいる。横には黒紋付の男性がいて、なるほどシングルマザーには見えない。

 選挙期間中にスキャンダルが持ち上がり、“失速”した候補者は何人もいるが、彼女もそうなるのか。

 宮口氏ご本人に聞くと、

「経歴に嘘はないんです」

 と“疑惑”を否定する。

「写真は確かに私です。相手は交際中の男性で、実は6月に入籍予定。それで衣裳を着て写真を撮って、お正月に知人20人ほどにLINEで送った。それが出回っているんですね。記念になるかな、と思ったんですが、今となってはバカなことをしたな、と」

 相手は、立憲民主党所属議員の秘書でバツイチの独身だという。問題は内縁関係にあるか否かだが、

「住まいも生計も別です。私は実家に住み、別れた夫と分担して子育てしています。お互いが離婚する前から交際していたとも言われているそうですが、それも嘘で、ちゃんと離婚してから付き合い始めましたよ」

 と、元アナらしく流暢に弁明するのである。

 もっとも、宮口候補、離婚はわずか3年前というから、「シングルマザーをことさらアピールするのはどうなのか」(地元関係者)、また「本人は“受かっても1期だけ”と周りに公言している。担ぎ出されただけで、そもそも志があるのかどうか……」(宮口氏の知人)との指摘も。

 注目の投開票日は25日。「現状、野党がやや優勢」(前出・デスク)というから、それまで激しい「情報戦」は続きそうだ。

「週刊新潮」2021年4月22日号 掲載