閉店してしまった名店の味が、みずみずしく甦り、味わえるとしたら。老舗が長年あたためた門外不出のレシピを継承し、未来に向けて保存してくれるサービスがあったとしたら──。

新型コロナウイルスによる苦境が続く飲食界で、2021年2月、彗星のごとく登場したプロジェクトが大きな話題を呼びました。その名も「まぼろし商店」。やむをえない事情で閉店した名店の人気レシピを受け継ぐというものです。

記念すべき第1弾となったのは、神田の洋食店『キッチンビーバー』のメンチカツ。2021年2月、目標の30万円を目指してクラウドファンディングをスタートさせたところ、大きく上回る約400万円以上の支援金が集まりました。その達成率は、1338%という破格の数字。

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その仕掛け人となったのは、株式会社ミナデインの代表取締役・大久保伸隆さん。大久保さんは、「塚田農場」などを経営するエーピーカンパニーの副社長を務め、アルバイト育成の取り組みがTV番組「カンブリア宮殿」などでも紹介された“飲食界の寵児”です。

大久保さんは、2018年6月にエーピーカンパニーを退職したのち、同年7月にミナデイン社を設立。“まちに個性を”とのコンセプトを掲げて、東京・新橋にある「烏森百薬」「らんたん」「烏森絶メシ食堂」など、多数の店舗を経営しています。

「まぼろし商店」はそんな大久保さんが挑む、前例のないプロジェクト。着想のきっかけは? 味の再現って大変じゃない? この仕組みが完成したら一体どんな未来が待っている? 「まぼろし商店」のワクワクする可能性について、大久保さんに聞きました。

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