茨城県桜川市の貸家。価格1円の物件

写真拡大

日経平均株価が一時は3万円を超え、バブル期以来約30年ぶりの高値圏で推移中。投資ブームが過熱する今こそ、“将来不安”を解消するベストタイミングだ。そこで億り人になったレジェンド投資家たちが、元手の少ない人でもお金を増やす方法を伝授。今回はボロ戸建て投資家。元手30万円で年利200%を実現した男性を取材した。

◆空き家を宝に!ボロ戸建て投資で超利回りを実現

 不動産投資は「タワマン利回り4%」などの誘い文句で、ハイクラス層に向けたものと思われていたが、「ボロ家投資ならば利回り100%も可能!」と豪語するのは、自らを“ボロ家KING”と名乗るふかぽん氏だ。

「関東圏のベッドタウンを中心にボロい中古戸建て物件を100万円以下の格安で買い、DIYで再生しています。利回り50%超えは平均で、1円で買った物件を家賃3万5000円で貸し出して表面利回り42万%という物件も!」

 ふかぽん氏はこの手法で現在25軒のボロ家をリフォームし、年間1000万円以上の利益を得ている。DIY好きならば、素人でも再現性は高いとも話す。

「もちろん、短期間で“直せる範囲内の物件か”を見極めるのは重要。水回りや壁紙程度だったら自分で行います。現代はYouTubeにも修理の動画があるので、これを参考にすればいいと思います」

◆家賃は3万〜5万円

 不動産投資の基本である“好立地”だが、これも「さほど気にしなくていい」と同氏は豪語する。

「山の中の一軒家でもない限り、人が生活しているエリアなら客付けは問題ありません。私は物件の戸建てを家賃3万〜5万円で貸し出すことが多く、やっぱり“住宅事情”を抱えた人が住んでくれる。なかには『寝られればいい』なんてキャンパーみたいな若い女性が住んでくれたこともありました(笑)」

◆集客もDIY

 驚くのは、本来ならば不動産業者に頼むことが多い集客もふかぽん氏自らがDIYしていることだ。

「物件の前に『家賃〇万円!』という看板を立てたり、『ジモティ』の掲示板に“賃料3万円!”というキャッチーな言葉を載せたりすれば、すぐに問い合わせがきます。契約書も私が作ったものにハンコを押してもらうだけ。不動産会社を介してないので、仲介手数料は不要だし、賃料全部が利益になります」

 低所得層をターゲットにした荒業ではあるが、これまでトラブルはないのだろうか?

「確かに家賃滞納者がいたり、夜逃げする人もいるので、賃料を払ってくれる『保証会社』だけは契約してほしいですね」

 少子高齢化で空き家は社会問題だけに、今後チャンスは増える!?

◆<投資物件>

▼千葉県いすみ市の貸家
物件価格25万円/家賃4.6万円/利回り220%
投資の仲間が購入を見送った激安物件をパスされて購入。白を基調とする内装リフォームを実施して4万6000円で賃貸中だ

▼茨城県桜川市の貸家
物件価格1円/家賃3.5万円/表面利回り42万%
不動産業者から「いくらでもいいので買い取ってほしい」と相談された物件は、驚きの1円で取引成立。安い家賃に納得した初代入居者が雨漏り状態で借りてくれた

【ボロ家KING ふかぽん氏】
完全無借金で家賃収入1000万円を達成したDIY大家。その手法を塾で弟子に伝授して再現性も折り紙つき。「利回り50%以下はやらない」と豪語

<取材・文/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!4月20日発売号の特集「資産(爆)増マニュアル」より ―[資産(爆)増マニュアル]―