欧州クラブサッカーの将来を巡り、この24時間の間で目まぐるしい動きが展開されている。日曜深夜に欧州の12のトップクラブが共同で、独自のスーパーリーグ構想を発表したのに続き、UEFAは2024年以降のCL改革を決定し、正式に発表を行った。例えば2024年からは、参加クラブは32から36クラブへと拡大。また国内で出場権を失っても、過去10年間での欧州での結果に応じて、出場資格が与えられることにもなる。

 アレクサンダー・チェフェリンUEFA会長は、月曜午後に「スーパーリーグにてプレーする選手は、ワールドカップやユーロなどに出場することもできないし、代表選手としてプレーすることもできなくなる」と強調。「サッカー界のみならず、社会や行政においても、利己主義に基づいたこの無意味なプロジェクトに対して反対の声が挙がっている」と述べ、「こんなひねくれた考え方は、全ての社会やファンに対して唾を吐くも同然といえるだろう」と厳しく批判している。