乃木坂46 山崎怜奈が考える、グループ全体で強くなることの意味
ＣＢＣラジオ『推シマシ』内「乃木坂46 山崎怜奈の『推しの1コマ』」は、自分自身の推しやリスナーの推しを紹介する通称「ザキ推し」。4月15日の放送の模様をお届けします。
久々のスタジオ！
自宅からのリモート収録が続いておりましたが、今回からは久しぶりにスタジオでの収録。
リスナーの方の皆さまからは「お風呂音質」なんてイジられてきましたが、今回からはまた綺麗な声を綺麗な音でお届けできます。
そんな今回のトークテーマは先日行われた「2期生ライブ」について。
ライブで明かした想いの裏側までたっぷり語ってもらいました。
同期の卒業
2020年に行われる予定だった「2期生ライブ」。
その名の通り乃木坂46の2期生のみで行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期に。
オンラインという形ではありましたが、1年という長い年月を経てやっと実現しました。
山崎「2期生ライブというタイトルではありましたが、（堀）未央奈の卒業前最後のライブでもありました。すでにこのライブから3週間くらい経ちますが、そこまで寂しいという気持ちはないんです」
外仕事のジャンルが被らなかったこともあり、意外にも「お互い遠いところから見ている」ような存在であったと明かします。
山崎「お互いが頑張っているなあと別の角度から見ているような気持ちでしたね。そして時には一緒にお仕事をすると、毎回のように未央奈にイジられるっていうね（笑）」
同期といえども付かず離れずの関係だったことから、寂しい気持ちよりも新しい場所で輝く堀を応援したいと話します。
山崎「これからも新天地でも頑張るんだなあと。応援しています」
2期生楽曲を披露
そんな記念すべきライブに参加したリスナーからの感想メッセージを紹介します。
「これまでの思いを語るれなちさんや、全員で披露したアナスターシャには感動しました！」（Aさん）
オープニング、そしてアンコール後にも披露した「アナスターシャ」。
2期生メンバーで歌われてきた、ファンの想いも詰まった人気の楽曲です。
山崎「これは今回のライブのテーマソングのような位置付けでしたよね。そしてトークでは、あんまり口にしてこなかった想いも話したんです」
ラジオやTVへの出演が増えたことから、マイナスに捉えられてしまう可能性のある発言をなるべく控えていたという山崎。
率直な気持ちを
しかし今回のライブではその想いも率直にファンへ伝えることとなりました。
山崎「言わないからって、それが無理しているわけではないんですよ。もちろんそれで成立していることですし。でも今回は2期生ライブということで、正直にこの8年間の中で思っていたことを言いました」
例えば堀が常々語っていた「2期生全員でシングルの選抜に入りたい」という目標について。
山崎「私はそういう路線ではないのと、それでもやっぱり選抜ではない申し訳なさもあると。あとは大学に通っていた時期に言われていたこととか、正直に話しました。今それをどう思っているか、についてもです」
正直な発言に、ファンからは驚きの声もあったといいます。
山崎「れなち、そんなふうに思っていたの？と驚かれましたね。でも、よく勇気を出していってくれたね、と好意的に受け止めてくださった方が多くてよかったです。もう隠すものは何もないですよ」
リハーサルで…
また、卒業にあたりスピーチを披露した堀のこんな裏話も。
山崎「未央奈が披露したスピーチが、今まで卒業コンサートのを行ったメンバースピーチの中で1番時間が長かったらしいんです。わたしたちはリハーサルも見ていたので、本番は冷静に聞くことができました」
逆にリハーサルで初めて聞いた時に「感動して泣けてきちゃった…」という山崎。
山崎「だから未央奈のあの想いを聞いた気持ちはファンの皆さんと一緒なんですよね。未央奈だけではなく、他のメンバーの想いも聞けてよかったです」
乃木坂46としての今後
また、乃木坂46としての今後の活動について「期別で分けて考えること」にこんな正直な思いも。
山崎「乃木坂46はよく期別で分けてあれこれと考えると思うんです。でも、その考えはそろそろ時期として終わるかなと。グループとしてまとまって戦っていかないといけないと思っているんです」
もちろん「期別の良さ」や「少なからず上下関係も必要」ということは分かった上で、グループ全体としての活動を広げていくことが大事だと話します。
山崎「個人的な想いですが、このようなことをずっと思っていました。でも今回はこの時期に2期生ライブができてよかったと思いますね！」
後輩メンバーも続々加入し、ますますグループとして結束が求められる乃木坂46。
ファンを増やし続ける一つの理由として、ひとりひとりが考える「乃木坂46全体への想い」が強いからなのではないでしょうか。
(新海優)
4/15 セットリスト
M1「アナスターシャ」乃木坂46
