パキスタンのラホールで、イスラム原理主義組織「パキスタン・ラバイク運動(TLP)」の支持者らとの交渉を終えて戻ってきた治安要員ら(2021年4月18日撮影)。(c)Arif ALI / AFP

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【AFP=時事】パキスタン第2の都市ラホール(Lahore)で、反仏デモを主導するイスラム原理主義組織「パキスタン・ラバイク運動(TLP)」の支持者らが警官らを人質に取ってフランス大使の国外退去を迫っていた問題で、当局は19日、警官11人が解放されたと発表した。

 シェイク・ラシッド・アフマド(Sheikh Rashid Ahmed)内相は、TLPとの「交渉」の末、19日早朝に警官らが解放されたと述べた。パキスタン政府は先週、TLPを事実上テロ組織と認定し、その活動を禁止していた。

 警官らが拘束されていたTLPの拠点のモスクには現在、大勢のTLP支持者が集まっており、その周囲を警察が取り囲んでいる。

 パキスタンでは、イスラム教の預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の風刺画を再掲載した仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)をエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領が擁護したことを受けて、昨年から反仏デモが続いている。TLPは、駐パキスタン仏大使を今月20日までに国外に退去させるよう要求していた。

【翻訳編集】AFPBB News

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