SKE48・松井珠理奈

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 SKE48の松井珠理奈が11日、名古屋・日本ガイシホールで卒業コンサートを開いたことを、各スポーツ紙などが報じた。

 各紙などによると、当初は昨年9月に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となり、7か月遅れでの開催。昼夜2公演で計7000人のファンが松井の卒業を見守ったという。

 2公演とも、松井自らがプロデュース。昼公演では、松井が派閥抗争を繰り広げる派閥のメンバーとして“参戦”しているプロレス団体「NOAH」所属のプロレスラー、丸藤正道選手ら4人が登場し、松井とステージでコラボ。

 夜公演で楽曲「Parting shot」を披露する際には、ステージ裏で髪を10センチ以上切って再登場し、会場を沸かせたという。今月29日、名古屋・SKE48劇場での卒業公演が最後の活動となる。

 松井は2008年7月、「SKE48 オープニングメンバーオーディション」に合格。

 同年10月に発売されたAKB48の10枚目のシングル表題曲「大声ダイヤモンド」では11歳228日で選抜入りし、大きな話題を呼んでいた。SKEでは、デビューシングルから15作連続でセンターを務めていた。

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 「松井はAKBの総合プロデューサー・秋元康氏の大きな期待を背負い続けていたが、年齢的にもそろそろ後輩メンバーたちに道を譲る気になったのでは。すでに、大手芸能プロに所属しているので、今後はタレント活動が中心になりそうだ」(芸能記者)

 松井といえば、何と言っても、18年にSKEが拠点の名古屋で開催されたAKB48グループ選抜総選挙で初制覇。翌年以降、総選挙は行われていない。

 「おそらく、コロナ禍で開催すればとにかく金がかかるため、今後、総選挙は開催されない可能性が高い。そうなると、松井は“最後の総選挙覇者”として歴史に名を残す」(音楽業界関係者)

 ちなみに、09年から18年まで開催された総選挙だが、覇者は松井を入れてわずか5人だけで、ほかの4人(前田敦子、大島優子、指原莉乃、渡辺麻友)は48グループを卒業している。