銃撃事件が起きた仏パリのアンリ・デュナン病院の周辺を封鎖する警察(2021年4月12日撮影)。(c)Anne-Christine POUJOULAT / AFP

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【AFP=時事】(更新、写真・図解追加)フランス首都パリの病院付近で12日、銃撃があり、男性1人が死亡、女性1人が重傷を負った。警察が明らかにした。容疑者はオートバイで現場から逃走したという。

 当局はテロの可能性を否定。目撃者の話からは、死亡した男性を狙った犯行だったことが示唆されている。

 現場は高級住宅街の16区にある、赤十字(Red Cross)が運営するアンリ・デュナン(Henry Dunant)病院前。捜査当局によると、容疑者は複数回発砲した。

 この病院では、新型コロナウイルスのワクチン接種が行われている。負傷した女性は、警備員として同院に勤務している。

 パリ検察は、殺人と殺人未遂の疑いで捜査していると説明。16区の区長によると、警備員の女性は流れ弾を受けたとみられる。区長は「テロ攻撃でも、予防接種会場への攻撃でもなかった」と語った。

 病院の向かいにあるレストランのオーナーはニュース専門局BFMTVに対し、銃声を聞いて振り返ったところ、銃を持った男が地面に横たわる男性に近づき、その頭部に向けて2発発砲したと説明。「銃撃犯は、驚くほど冷静に、まるで何事もなかったかのように、その場を離れた」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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