ソン・フンミンが人種差別被害…物議を醸した判定も影響か

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トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン人種差別被害に遭った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

トッテナムは11日、プレミアリーグ第31節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。ソン・フンミンは先発出場すると、33分、ユナイテッドFWエディンソン・カバーニがネットを揺らした場面の直前に、相手MFスコット・マクトミネイの右手を顔に受け、しばらくの間立てず。OFR(オン・フィールド・レビュー)の結果、カバーニのゴールは取り消しとなっていた。

また、40分には、FWルーカス・モウラの折り返しをソン・フンミンが決めて先制点をマークしていた。

33分の場面では、その判定が物議を醸していたが、『スカイ・スポーツ』によると、試合後のSNSではソン・フンミンに対する人種差別的投稿が確認されていた。

これを受け、トッテナムは声明を発表している。

「私たちの選手の1人が、試合とは別のところで忌まわしい人種差別に苦しんでいる。これらはプラットフォーム側に報告されており、今後、最も効果的なアクションを実行するために、プレミアリーグとともに動いている。私たちはあなたと一緒です、ソニー」

【動画】マクトミネイがドリブルの際に右手でソン・フンミンの頬を叩いたとの判定に(0:53〜)