世古口凌が演じるステイシーとステイシーザー
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 11日、スーパー戦隊シリーズ第45作「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系・午前9:30〜10:00)の第6話に登場した、俳優・世古口凌が演じる黒衣の青年・ステイシーが、ゼンカイジャーの敵として番組レギュラーになることが明らかになった。

 機界戦隊ゼンカイジャーは、全ての並行世界を消し去ろうとする敵・トジテンド王朝に立ち向かう、1人の“人間”ヒーローと4人の“ロボ”ヒーローで結成されたスーパー戦隊。人間側の主要キャストは、主人公・五色田介人役の駒木根葵汰(こまぎねきいた)と、介人の祖母・ヤツデ役の榊原郁恵だったが、新たに3人目のレギュラーが加わる。

 ステイシー役の世古口は、舞台版「ヒプノシスマイク」などで活躍する若手俳優。「スーパー戦隊シリーズのオーディションへの熱い思いは誰よりもありました」と振り返り「でもそれが空回りし、最終審査で上手くできなくて帰り道に悔し涙した記憶があるので、出演が決まった時は、うれし涙がポロポロこぼれ落ちましたね(笑)」と念願かなっての出演だったと明かしている。

 「現場には熟練のスタッフさんたちがたくさんいらして、撮影の様子を伺っていると本当に作品への愛を感じます。とても気持ちの良い現場で、こんなに恵まれていていいのかなとも思います。だからこそ余計に撮影所に入ると身が引き締まるんです。ただ今のところ関わる人間やロボットがあまりにも少ないので、たまに寂しさを感じます(笑)。今後はもっとたくさんの人間orロボットと交流していきたいです」

 そんな世古口が演じる青年・ステイシーは、機械生命体キカイノイドの敵幹部・バラシタラの息子。ステイシーザーという敵にチェンジして大暴れするといい、第7話では、彼がゼンカイザーたちを翻弄するストーリーが展開する。さらにステイシーザーは、スーパー戦隊ファンを沸かせる特殊能力を持っているとのこと。どんな能力なのかは謎のベールに包まれているが、今回の発表に合わせて公開された、歴代スーパー戦隊ロボットが集合する、圧巻のビジュアルにヒントが隠されているという。(編集部・入倉功一)