iPhone

CMなどで自分好みの曲が流れているのに、タイトルがわからずモヤモヤした経験はありませんか? 歌詞検索ができるアプリやサイトもありますが、歌詞がよく聴き取れなかった場合には調べにくいですよね。そんなときに試してほしいのが、iPhoneの標準機能「ミュージック認識」です。

「ミュージック認識」は、周囲で流れている音楽を分析して曲名などを教えてくれる機能で、もとは「Shazam」というアプリで使えたものです。Shazamが2017年にApple傘下になり、いまではShazamをインストールしなくても、iPhoneの標準機能として使えます。

Siriでも気になる曲を検索できる

Siriで「ミュージック認識」が使えるのが有名ですよね。Siriを起動し、「この曲なに?」と質問。分析が終了すると、曲とアーティストの名前が表示され、Apple Musicで視聴できる仕組みです。

▲Siriに「この曲なに?」と質問し、気になる音楽を聴き取らせます(左)。表示された検索結果をタップすると、Apple Musicが開きます(右)

「ミュージックを認識」をコントロールセンターに追加

さらに、iOS 14では「ミュージック認識」をコントロールセンターに追加できるようになっています。Siriに質問するのが憚れられる公共の場でも、コントロールセンターからなら安心ですね。まずは、「設定」アプリを開いて「コントロールセンター」をタップし、「コントロールを追加」欄にある「ミュージック認識」の「+」をタップしましょう。

▲「設定」の「コントロールセンター」を開きます(左)。「ミュージック認識」の「+」をタップ(右)

気になる曲を検索する

気になる曲が流れた際、コントロールセンターを開いて「ミュージック認識」をタップしましょう。分析が終了すると、画面上部に曲名とアーティスト名が表示されます。タップするとShazamのサイトが開き、Apple Musicでその曲を視聴するためのリンクや、関連するプレイリスト、おすすめの曲などを確認できます。

▲コントロールセンターで「ミュージック認識」をタップし、曲を聴き取らせます(左)。該当するタイトルとアーティスト名が表示(右)

もちろん分析できない曲もありますが、マイナーなアニメのサントラや吹奏楽の楽曲もしっかり当ててくれました。ただし、鼻歌や自分で口ずさんだメロディーは聴き取ってくれないので注意が必要です。