2010年に開催されたバンクーバーオリンピックの金メダリストであり、ワールドカップで女子歴代最多の82勝を記録しているアルペンスキー界の元女王、リンゼイ・ボン(36歳)。そんな健康的な美ボディの持ち主でモデルとしても活躍する彼女が、引退後にスポットライトを浴びるようになってから感じ始めた「ボディイメージとの葛藤」について語った。

4月6日(現地時間)に出演したポッドキャスト番組『The Keep Going Podcast』で、「いつも自分に満足していたわけではない」と明らかにしたリンゼイ。

「私はいつも自分自身に満足しているように見えるかもしれけど、常にそう感じていたわけではない。オリンピックで優勝した後は、自分がいたスキーのフィールドの外に出て、セレブがいるエンターテインメントのフィールドに入れられ、自分の体の半分のサイズの人たちと一緒にいることになって大変だった」「それから『私も彼女たちのように見えているのかな?』と考えてた。それまで他人と自分を比較したことがなかったのに」
View this post on Instagram

A post shared by L I N D S E Y • V O N N (@lindseyvonn)

けれど最近になって、自分の体を受け入れることができるようになったという。

「本当に苦労したけど、ここ数年で気付いたの。私は私だということに。自分の個性やスタイルを周りに合わせたことはないけど、ポジティブなボディイメージを得るのには確かにもがき苦しんだ」
「私にはセルライトもストレッチマークもある。毎日ワークアウトしているのに、消えることはない。だから『これが私なんだ』って、受け入れるかどうかなの」
View this post on Instagram

A post shared by L I N D S E Y • V O N N (@lindseyvonn)

先月の『ニューヨーク・ポスト』紙のインタビューでは、自身のキャリアを通じて耐えてきたボディシェイミングについて語り、引退後も批判的なコメントが続いていることを明かした。

「たくさんの人に『そんな服を着るべきじゃない。だってあなたの体型には似合わないから』と言われた。『あなたは筋肉質すぎるから』ともね」

2018年2月にアルペンスキーを引退して以来、彼女の体は変化しているけど、それによりさまざまなコメントを受けるようになったそう。

「私はずいぶんと痩せた。以前はスポーツをしていたから、体を大きくしなければいけなかったけど、みんなは今の私を見て『人生で最高の体型だね』と言うの。それは、良くも悪くもある。私はスポーツのためにトレーニングしているのではなくて、健康になるためにトレーニングしているから」
View this post on Instagram

A post shared by L I N D S E Y • V O N N (@lindseyvonn)

また昨年11月には『PEOPLE』誌に、「自分の体にようやく自信が持て、幸せな場所にいると感じている」と語った。

「新型コロナウィルスのパンデミックは、自分を愛することを教えてくれた。そして私たちがお互いを愛する必要があるとも教えてくれたの。世界には多くの憎しみがあるけど、私たちはお互いに支え合う必要がある。セルライトがあろうが、シワがあろうが、誰が気にするの?」「エクステもボトックスも注射も必要ない、ただ自分らしくいてほしいの。愛犬と一緒にいると、彼らは何があっても私を愛してくれる。それが私たちがするべき、他人との接し方だと思う」

またボディイメージに悩む女の子をもつ親へ、「彼女たちを信じ、自分の個性を受け入れるように促すことが大切」とアドバイスを送ったリンゼイ。自分を愛し、自分のすべてを受け入れることを学んだという彼女の答えは、多くの人の共感を呼ぶはず。