永野芽郁(C)日刊ゲンダイ

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【あのコは誰? 噂のCM美女大解剖-2021春】#4

キャラかぶりで"共演NG"も「広瀬すずvs永野芽郁」の行く末

 永野芽郁(21歳)

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 19歳のときにオーディションで選ばれてNHK朝ドラ「半分、青い。」でヒロインを演じ注目を集めた永野芽郁。これまでは「カルピスウォーター」や「イーオン」などのCMで爽やかに活躍したが、21歳になった今、コーセー「雪肌精」、湖池屋「プライドポテト」リニューアル編のCMで大人っぽい表情を見せている。5月に公開される、バカリズムが脚本を担当した主演映画「地獄の花園」はOL役で、10代の頃とは演じる役柄が変化してきた。

 1999年9月24日生まれ、東京都出身。小学生のときにスカウトされ、ティーンズ向けファッション誌「nicola」専属を経て、2016年から19年までは「Seventeen」の看板モデルとして活躍。15年公開の映画「俺物語!!」でヒロインを演じて以降は、女優としての活動が増えた。

 永野芽郁には朝ドラ主演以前から何度かインタビューしたことがあるが、取材現場でのたたずまいや合間にリラックスしている様子を見ていると、「東京出身の女の子らしさ」を強く感じる。東京の私鉄を擬人化してたとえるとしたら、永野芽郁は東急か小田急だろう。

 女優やモデルの中には、作品の中とプライベートの姿にギャップがある人が多く、積極的なキャラを得意とする女優が普段は人見知りをしたり、都会派のモデルが私服は意外と素朴だったりすることが少なくない。

 しかし、永野は素顔もキラキラとしていて、イケてる感がずばぬけている。私服もおしゃれで、はきはきとしていてポジティブで、気配りができるところも好感度が高い。もちろん、彼女も表には見せないだけで悩むことも多いだろうし、苦手なこともあるのだろうが、それを感じさせない。

 加えて、素顔の永野芽郁から強く感じるのは、気持ちのやさしさだ。インタビューの中で活躍している同世代の女優をどう感じているか? と質問したところ、彼女は「ライバルとかではなくて、『ちゃんと寝てるかな』って心配。いつか会うことがあったら、『お疲れ様』って言いたいです」と答えた(「日経エンタテインメント!」2019年1月号)。ちょっとだけ母性も感じさせ、彼女のやさしさがよく表れている。

 ドラマや映画での彼女の演技も巧みで引き込まれるが、CMには素顔の彼女に通じるキラキラ感がよく出ていて、魅力的だ。見ている人を幸せな気持ちにさせる「キラキラ感」という共通要素でいえば、石原さとみ、新垣結衣の系譜を継ぐ存在と言っていいと思う。=つづく(高倉文紀/美少女・女優評論家)