ロンブー、菅田将暉…「地頭が良い」と絶賛される芸能人の名前

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今年も新入学の季節がやって来た。最近は芸能界もクイズ番組やタレントのキャスター業進出が増えたこともあって、高学歴タレントの活躍が目立っている。ジャニーズでも、アイドル活動をおこないながら大学にも通う人が増えているなど、高学歴志向はますます高まりそうだ。

しかし厳しい芸能界を生き抜くには、いわゆる“お勉強ができる”ことよりも人間としての“地頭の良さ”のほうが必要とされる、というのはかねてから言われてきたことだ。たとえばコミュニケーション能力、勘の良さ、頭の回転の早さなど……。

そんな、一目では分かりにくい“地頭の良さ”を持つ芸能人とは誰なのか? 数多くのタレントにインタビューをしてきた人たちなら、その受け答えなどから彼らの地頭の良し悪しを感じているのではないか? そう思い、ベテランインタビューライター、タレント担当編集者たちに取材をおこなった。

あくまでその人たちの主観によるものなので順位はつけないが、今回は、その中でも声が多かった男性芸能人とその理由を紹介したい。

芸人編

予想通りと言うべきだろう。やはり声が多かったのはお笑い芸人だが、その中でも特に多く名前が挙がったのは……?

〇ロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)

「芸人さんは喋り慣れているだけあって、発言が的を射ています。東野幸治(53)やニッチェの江上敬子(36)などは、曖昧な質問をしても瞬時に理解してこちらが欲しがっている答えをくれて、さすがだなあと思いました。そんな芸人さんの中でもとくに賢いなあと感じたのが田村淳です。次から次へと適確な言葉が、呼吸をするように出てくる感じ。彼は大学へ行ってないことがコンプレックスだと語っているけど、勉強と地頭の良さは別ものなんだなと感じさせられた人です」(編集者)

「私が『この人は生き残るか生き残らないか』の判断の一つとしているのが、わりと近いスパンで続けて取材したときに、こちらのことを覚えているかどうか、なんです。田村さんは二回目に会った瞬間、『あれ、こないだも取材してくれましたよね?』と言ってくれた。反対に覚えてなかった人は……、ここでは名前は出しませんが、やはり一瞬で消えていました」(ライター)

俳優、アーティスト編

あくまで取材したことがある中で、という前置きはつくが、名前が多く上がったのは以下の4人だ。

菅田将暉(28)

「どんなに売れても普通の価値観を持ち続けていられる稀有な人だと感じました。自分を見失わないというのが、一番の人間としての賢さだと思うので」(編集者)

「自分のことや考えを、正確に表現できる人。取材はあくまで取材ということで、線引きして深くは話さないというか、自分を解放する気のない人はたくさんいますが、菅田将暉は質問をしたらちゃんと自分がどう思っているかを、適確な言葉で伝えてくれる。やはり頭一つ抜け出す人は違うと感じます」(編集者)

〇岩田剛典(32

「質問の理解力、教養の高さを感じさせる言葉遣い、ギリギリ使えるラインの冗談を選ぶセンス。いつも感動しています」(ライター)

「インタビューの録音データを起こして打ち込んだらそのまま完成原稿になる、というぐらい無駄がない答え方をされます。でもロボットみたいな感じではなくて、穏やかでユーモアもある。まあ彼の場合、地頭だけでなくお勉強もできますが……」(ライター)

中村倫也(34

「良くも悪くも賢いなあと感じるのは中村倫也です。とにかく何を聞いても、尻尾をつかませない曖昧な答え方しかしません!」(ライター)

「答えるところは、具体例を出して答えてくれるなどとても話が分かりやすい。でも答えたくないところは、嫌な感じはさせずにボカす。終わってみていつも、『あれっ、煙に巻かれた!?』と思います」(ライター)

〇北村匠海(23

「私は“賢い=変に自分のことを大きく見せようとしない人”と思うので、そういう意味では北村匠海は賢いなあと思いました。自分のことをあれこれ聞かれても、『俺ってこうだから』みたいな悦に入った感じもなく、かといって変にガードするところもなく、素直に誠実に訥々と伝えようとしてくれる感じ。若いのに等身大だなあと印象的でした」(編集者)

「芦田愛菜ちゃん(16)と同様、本当は60歳でしょ!?というぐらい落ち着いているし、知性と経験値からくる知的なコメントをされます」(ライター)

ジャニーズ編

ジャニーズタレントは、やはり厳しい競争を勝ち上がってきているだけに名前が挙がる人が多かった。二宮和也や櫻井翔、元関ジャニ∞の錦戸亮などは「あまりに頭がいいので、こちらのほうが全て見透かされているようでドキドキする」という声もあったほどだが、そういった頭の良さとはちょっと違う、印象的な理由で上位に入っていた2人を紹介したい。

〇中島健人(27

「ケンティ(=中島の愛称)は何をどう聞いても“ザ・ケンティ”な王子様コメントをしてくれます。自分のことをちゃんと語りながらもちょっと笑いを取れるキラキラコメントをするって、普通に頭がいいだけのコメントをするより難しいと思う。しかもそれを瞬時に考えて答えるってスゴすぎ。いつもさすがだなあと感動するので、ケンティに1票!」(ライター)

〇横山裕(39

「取材で横山さんの短所を聞いたとき『忘れ物が多いこと』と答えたので、何を忘れるのか聞いたところ『財布、ケータイ、家の鍵』と答えて。あまりに大事なものばかりなので『それって……』と絶句したところ、彼が『ええ、三種の神器ですわ』と言ったんです。私もそれが言いたかったけど、言葉が出てこなかった! 彼はどの質問にもそんな感じ。言語能力の高さはちょっと次元が違うなと思います」(ライター)

以上、今回名前が挙がった何人かを紹介させていただいた。もちろん、他にも頭が良いと感じさせる人は多くいる。あくまで取材したライター、編集者たちの私的な見解だが、そこからは「彼らが生き残っているのは納得」と思わせる話が多く聞けた。表舞台では見せないインタビュー時の姿を垣間見ることで、また彼らを見る目も変わってくるのではないだろうか。

取材・文:奈々子
愛媛県出身。会社勤務を経てフリーライターに。女性誌や週刊誌でタレントのインタビュー、流行事象の分析記事を扱う他、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライターだ