『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』より
 - (C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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 第93回アカデミー賞のノミネーションが15日に発表され、長編アニメ映画部門にエントリーされていた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は惜しくもノミネートを逃した。

 2020年度の世界興行収入ランキング・アニメーション部門で1位を記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。アカデミー賞ノミネートの資格を獲得するためには、米・ロサンゼルスの映画館(新型コロナの影響で、今年はニューヨーク、ベイエリア、シカゴ、マイアミ、アトランタも)で公開されるといった規定を満たす必要があったため、先月26日から1週間、フロリダ州マイアミで限定上映が行われていた。

 吾峠呼世晴の人気コミックが原作の同作は、鬼狩りの道を歩む主人公・竈門炭治郎と彼の仲間たちが、行方不明者が多数発生する“無限列車”での任務に挑む物語。日本の興収歴代1位だった『千と千尋の神隠し』(2001・316.8億円)を破る快進撃を見せており、累計興収は386億円、観客動員数は2800万人を突破。前人未到の400億円まで残り14億円となっている。(数字は興行通信社調べ)(編集部・倉本拓弥)

第93回アカデミー賞授賞式は、4月26日(月)午前8時30分よりWOWOWプライムにて生中継