“1−6の悪夢”を払拭へ…ポチェッティーノはバルサ撃破に自信「過去の影響は受けない」

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 パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、10日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのバルセロナ戦への意気込みを示した。8日、フランスメディア『RMC Sport』が伝えた。

 PSGは2月16日に敵地『カンプ・ノウ』で行われたファーストレグで4−1の快勝を収め、ベスト8進出に大きく近づいた。だが、4年前に両者が対戦した際には、バルセロナが今回と似たような状況から大逆転で準々決勝に進出。PSGはホームで行われたファーストレグを4−0で制したにもかかわらず、2017年3月8日に『カンプ・ノウ』で行われたセカンドレグは1−6で大敗を喫した。

 決戦のセカンドレグが近づくにつれて“カンプ・ノウの悪夢”が再び話題に上るようになるなか、ポチェッティーノ監督はトラウマに影響を受けることはないと主張する。2021年1月からPSGを率いる同監督は『AFP通信』のインタビューに対し、「過去に影響を受けることはない。我々は自由の精神を携え、先入観を持たずにここへ来た。過去に焦点を当てると、将来の可能性が制限されてしまうからね。私たちは新しいエネルギーを持っていて、CLに残る可能性があると思っている。サッカーにおいては、確信が勝利への近道だ」と答え、次ラウンド進出への自信をうかがわせた。

 またポチェッティーノ監督は、「明らかに、ビッグイヤーを掲げることがPSGの悲願だ。他にも多くのクラブがCLで優勝したいと思っているが、そう簡単なことではない。我々は自分たちの責任を自覚しているし、それを成し遂げるために死ぬ気で戦うさ」と、2年連続の決勝進出、そしてクラブ史上初のCL優勝に向けての意気込みを示した。

 PSGのホーム『パルク・デ・プランス』で行われるセカンドレグは、日本時間10日29時(11日5時)にキックオフを迎える。